羽生超え煽りはいつから始まったのか?シニアデビューの年齢を隠して羽生超え報道
そもそもこの「羽生超え」とは何なのでしょうか。これは、宇野選手がまだジュニアの頃に17歳で全日本初表彰台2位になり、当時同年齢の羽生選手は同大会で3位だったことから比較され羽生超え煽りが始まっているのです。
宇野選手がシニアデビュー後、羽生選手が15歳でシニアデビューしていることを隠し、羽生選手15歳と宇野選手17歳の戦績を比べて羽生超え煽りが始まります。
そして宇野選手が2015年にGPSのスケートアメリカでの銀メダル獲得から煽りはひどくなっていきました。
上記の局では年齢を載せていますが、ほかの局では年齢を隠して報道されていたという情報があります。
羽生選手と宇野選手はシニアデビューの年齢が違います。羽生選手は15歳ですでにシニアデビューしており、宇野選手は2年遅く17歳でシニアデビューしています。
2年も違う戦績を比べて報道するとは姑息すぎます。本来ならば2人とも同年齢での成績を比較するべきでしょう。
しかし同年齢で比較すると羽生選手の戦績には勝てないため、羽生選手のシニアデビューの年齢は隠し、シニア1年目の成績を比較して煽りまくる。実際は2歳も違うのにおかしいですよね。
羽生選手を下げてまで宇野選手の宣伝をしなければならないのはなぜなのか。
そこには事務所の利害関係が絡んでいるのではないかと思います。
2015年全日本選手権終了後の世界選手権の代表挨拶でもゴリ押ししていた
2015年ワールド代表挨拶の際、男子はなぜか2位の宇野選手に先にマイクを渡し、優勝した羽生選手の挨拶は後回しという異様な光景が見られました。それに対して、女子は優勝者の宮原選手、3位浅田選手、4位本郷選手という、全日本選手権の順位通りに挨拶でした。男子の挨拶の順番だけおかしいです。
過去の代表挨拶を見ても、優勝者が先に挨拶しています。
本来なら優勝者からの挨拶となるため、「宇野選手の扱いがおかしい」と、違和感を持った人は多かったようです。この頃も「ゴリ押し」は密かに行われていました。
羽生超えの真相
羽生選手といえば
・2014ソチ五輪金メダル&2014世界選手権優勝&2013GPF優勝の3冠達成
・フィギュア日本男子最年少五輪金メダル獲得
・SP・FPともに世界最高得点保持者
・4回転ループ世界初認定
という、若くして圧倒的な実績の持ち主ですが、この羽生選手を「羽生超えした」と見せかけて売り出すのはたしかに効果ありでしょうね。これは有名選手を利用した売名行為と言われています。
羽生超え煽りがすごいですが、シニアデビューの年齢が違う時点で羽生選手は超えられていませんし、宇野選手の年齢の頃にはすでにチャンピオンシップでメダルをいくつも持っており、世界最高点更新やソチ五輪金メダルも獲得しています。
しかし羽生選手のシニアデビューのほうが2年も早いという年齢差についてはひた隠しにし、羽生選手15歳・宇野選手17歳シニア1年目の実績、2年目の実績として比較し羽生超え煽りをしているわけです。2年も違えば経験も違う。姑息な実績の見せ方ですね。
では2人のトータルスコアで比較してみます。
羽生選手のパーソナルベストは330点ということが知られていますが、参考までに宇野選手のトータルスコアを載せておきます。
【宇野選手の各試合の点数比較(トータルスコア)】
■公式試合 □公認試合
□2015年ジャパンオープン(埼玉) | 185.48(1位) |
■2015/2016 ISUグランプリファイナル(バルセロナ) | 276.79(3位) |
□第84回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 267.15(2位) |
■2016年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 269.81(4位) |
■2016年世界フィギュアスケート選手権(ボストン) | 264.25(7位) |
□2016年コーセー・チームチャレンジカップ(スポケーン) | 298.66(1位) |
■ロンバルディア・トロフィー2016 | 258.93(1位) |
■スケートアメリカ2016 | 279.34(1位) |
羽生選手は公式試合で歴代世界最高330.43点を出していますのでトータルスコアでも「羽生超え」をしていないのが真相です。
※超えているのは4回転フリップの基礎点のみ。それも捏造記事を出してごまかさなければならないほどの質である可能性が高いと思われます。それでも「GPS世界初フリップ」などの過剰な煽りをしてかなり持ち上げています。
さらにこの報道でいえば、宇野選手のTCCの順位を入れるのであればフェルナンデス選手のユーロ選手権の302.7点も入れるべきだと思いますし、正しい順位ではないですね。これも捏造だと言われている理由です。