週刊誌でも宇野選手上げ報道の数々
宇野昌磨選手は”絶対王者”である羽生選手のライバルになり得るのか(週刊女性)
ここでも羽生選手の名前をタイトルに入れています。わざと羽生選手の微妙な表情の顔写真まで載せ、「実力的に追いつかれつつある羽生選手」と書かれています。悪意丸出しですね。
まるでフィギュアは羽生選手と宇野選手だけの戦いみたいですね。ほかの日本男子も海外選手も一切無視。
クワドを3種類揃えている選手ならほかにもいますよ?中国のボーヤン選手は4回転ルッツも高い精度で高確率で跳んでいますが無視。クワド4種類も持っているアメリカのネイサン選手も無視。
この記事に対するヤフコメ一部
羽生超え
羽生よりかわいい
羽生より凄いジャンプを跳ぶ羽生より宇野の方が凄いてフレーズを2014年から100回ぐらい見た気がする
なのに今だにノーメダル
平昌までに羽生より凄い宇野がずっと続くと思うと憂鬱だ
実績なしでこんなに他者をけなして上げられたアスリートっているの?
フジテレビ、日本テレビ、テレビ東京、TBS、NHK 全局一斉にですよ
日刊やスポニチは実際の飛距離の3倍ぐらいジャンプしてる様に見える画像加工して 羽生より凄いてしてたし
日本のマスコミ不信が凄いんですが
宇野選手の記事って必ずと言っていいほど羽生選手と二人だけの戦いみたいに煽りますよね。羽生選手を引き合いに出しすぎだと思います。もっと他にライバルはいると思いますけど。
フィギュア関係者に、「色気」「表現力」「男性の魅力」「観客を魅了する」これらのワードをNGにして解説してみて欲しい。
村主千香もこの記事で宇野の「繋ぎ」について、どこが優れているのか具体的に説明できてないですよね。
宇野が羽生の最大のライバル???
現時点で最大のライバルはフェルナンデスだし、将来的にというならボーヤンかネイサンだと思う。今、「高難度のジャンプ」と「鬼のようなつなぎ」と「各エレメンツの質の高さ」に加えて高いPCSが取れる滑りが出来てるのは、羽生とフェルナンデスだけ。
パトリックも4Sを装備すればもちろんここに入る。複数の4回転を入れていても、宇野はつなぎがとにかく薄い。
クロスとバッククロスばかりだから、ジュニアのプログラムを見てるような気になるし、あれで凄く高いPCSが出るのは意味が分からない。ネイサンも複数の4回転を入れてるけどまだ他がスカスカ。でも元々はきちんとした密度の滑りが出来る選手だから、修正してくれると期待してるけど。
過去にはこんな上げ記事まで出ていたようです。
日刊大衆 / 2015年12月15日 7時0分
浅田真央、奇跡の復活の裏に「イケメン後輩」と「祇園の技」
「宇野は“第2の髙橋大輔”とも言われるイケメンで、女性誌編集者によると「表紙にすると、2~3%売り上げが伸びる」と言われるほど今、女性に大人気なのだ。まさか、8歳下の宇野とロマンス?」
「表紙にすると、2~3%売り上げが伸びる」なんて、表紙にもなっていないうちから言えますかね。先日のフィギュアスケートLifeの件でゴタゴタがありましたが、羽生選手の特典ポスターで売って、宇野選手の表紙で売上が伸びたーと記事にするのではとネットでは話題になっていました。
〔羽生選手が凄い!〕「戦国フィギュア界」見どころ徹底ガイド ベテランと新星のバトル 浅田真央、紀平梨花、本田真凜…(サンデー毎日)
一見、羽生選手上げ記事のように思えますが、見出しには宇野選手の名前はないのに、宇野選手上げ記事となっています。
羽生選手の体は満身創痍だが、イケメンの宇野選手の追い上げで休んでいられない。羽生選手が最も意識しているのは宇野選手である。ほかの若手選手も技術が高いため、羽生選手も焦っている など。
「宇野昌磨選手 ギネス級の強さとキュート素顔」(週刊女性)
表紙の上部の目立つところに見出しあり。
わざと羽生選手の微妙な表情写真を載せ、「ユズもライバル意識!」と、羽生選手は宇野選手をライバル視していると載せています。宇野選手の表現力がすごい、イケメン、可愛い、皆から愛されているなどほぼ同じような賞賛記事。
どの週刊誌も【宇野選手は愛されキャラ・キュートなイケメン・羽生選手も跳べない4Fを跳べるギネス級・宇野選手の才能に危機を感じ焦っている羽生選手】という決まりきった内容。
羽生選手にとって悪意ある内容ばかりです。宇野選手の記事に羽生選手を絡めなければいけない理由があるのでしょうか。
週刊誌はたいていあることないこと書かれ、下げ記事が多く出る中、宇野選手の場合は賞賛ばかり並ぶ。こういう点でも事務所の力による「ゴリ押し」と言われています。
あまりにも過剰な「羽生超え」煽り&他選手は徹底的にスルー
なぜか、羽生選手と宇野選手が同格であると錯覚させるような「羽生超え」記事がいくつも出ており、ごり押しと言われています。 記事のみならず、ワイドショーなどでもそうです。
日本男子は羽生選手と宇野選手しかいないのかと思わせる内容で、ほかの日本男子はもちろん、海外選手の名前も全然挙げていない中で 羽生選手VS宇野昌磨選手 を煽り、「羽生超え」を謳っています。
これらの記事を鵜呑みにして、”宇野選手は羽生選手よりすごいのか!” ”羽生選手より実績があるんだ!?” ”なんだ、羽生選手は大したことないんだ?” などと思ってしまう人もいるようです。まぁ、それが狙いなのでしょう。
たとえばおかしいのはこの記事。
宇野、羽生がフィギュア4回転激突 史上初”ループ”対ギネス”フリップ”(夕刊フジ)
>「次の試合ではノーミスでやります。絶対に。そうじゃなきゃ、羽生選手じゃない」と目を血走らせるのにはワケがある。宇野の存在だ。
まずおかしいのここ。なぜ宇野選手限定なのでしょうか?
昨季世界選手権金メダリスト・フェルナンデス選手と、世界選手権銅メダリスト・ボーヤン選手は無視ですか?
当然この2人も羽生選手のライバルですね。とくにフェルナンデス選手には2年連続で世界選手権で敗れていますし、ボーヤン選手は高難度の4回転ルッツを高確率で跳べる若い選手で、最高難度の4回転アクセルも練習中といいます。今季どこまで伸びるか一番恐い選手かもしれません。
>この「4回転フリップ」は基礎点が12・30点。羽生が跳んだ「4回転ループ」の12・00点より高いのだ。
たしかに宇野選手が跳んだ4回転フリップは羽生選手の4回転ループより0.3点高いんですよね。
でもこの記者の人、知らないんでしょうか?中国のボーヤン選手はもっと難度の高い基礎点が13.6点の4回転ルッツを跳んでいるんですけど?
それでもフィギュアスケートは、高難度のジャンプを跳ぶというだけでは勝てないことがわかっています。わざわざ日本人選手を対立させて、外国人選手は度外視、恥丸出しの記事です。
この記事に対するコメント、同感です。
テレビも記事も「初4Loもめでたいけどそれより難しい4Fを決めてる宇野選手は凄い!」みたいな報道が多くてうんざり。
クワドの難度だけを競う競技ならボーヤン選手が全勝してるはずだし、今季からは4Lzと4Fを入れられるネイサン選手が全勝するはずですね。。
選手たちは自分に勝つため(自分の目標を達成するため)に努力してると思うので、無駄すぎる煽りは本当にやめて欲しいです。
印象操作したいのか何なのか、最近マスコミの難しいジャンプ煽りが本当に気持ち悪いです
4回転を跳んだだけじゃ勝てないのにマスコミは何言ってんだか
クワドの難度だけで勝敗決まるなら、羽生選手も宇野選手も勝てないことになる
現時点で一番難しい4Lzが跳べるボーヤンが昨シーズンも今シーズンも無双することになっちゃうよ羽生選手も4Lo初をギネス申請して認定されれば
「ギネスループ対ギネスフリップ」みたいなタイトルの記事が出ちゃうのかなぁ…なんか変だよね笑
別に目を血ばらせてないし。なんか悪意のある表現。何かと言うと対立させるような記事やめて欲しい。羽生さんはオリンピックのメダリストですよ。
もう少しリスペクトした表現できないのですか。
謎
宇野選手の下げ記事は出たことがない不自然さ
問題なのは、上記のような自国の金メダリストを下げるような悪意ある記事が書かれているところ。羽生選手ファンはもちろん、1人に限らず色々な選手を応援するスケートファンからも反感を買っています。
一方、これに対して、不思議なことに宇野選手の下げ記事は一度も出ていません。これはなぜなのでしょうね。賞賛する記事しか見たことがありません。他選手は下げ記事も必ず出てきている中、不自然さを感じます。これが事務所の力なのでしょうか。
そして宇野選手の記事には必ず羽生選手を絡めてきます。とくに今回、羽生選手が4回転ループを世界初成功させたことで、宇野選手はさらに羽生選手より難しいジャンプを跳んだという新聞記事がでています。(日刊スポーツ)
「世界初4回転ループ羽生!!宇野はもっと難しいフリップ」
明らかに羽生選手の4回転ループ世界初成功に便乗している見出しです。
詳しく知らない一般人の方は、この見出しを見てどう思うでしょうか。「宇野っていう選手は羽生選手よりスゴイのかーへぇー」と思わせる印象操作です。
このような羽生選手の4回転ループ初成功に便乗した記事がかなり出ました。
よく聞くのが「羽生超え」ですが、羽生選手より難しいジャンプを跳べる=羽生超えと言いたいのでしょうか。
「羽生選手の跳べない4回転フリップを跳べる宇野昌磨選手」「ギネス4回転フリップ」などの煽りがすごいですが、ボーヤン選手が跳ぶ4回転ルッツがないもの扱いなのも気になります。
海外選手のことを書いても一般の人はわからないから日本の羽生選手で比較させようとしているのかわかりませんが、いい加減うんざりしている人がかなり多い模様です。
宇野選手ばかり報道し、女子選手の活躍は徹底的にスルーのメディア
冒頭でもお伝えしましたが、宇野選手がシニアに上がってからの実績は今現在GPF銅メダル獲得のみとなっており、チャンピオンシップではノータイトル、ノーメダルとなります。
通常であれば、チャンピオンシップでのメダル獲得後からメディアでの扱いが増えるので、ゴリ押しなどと言われてしまっています。
この宇野選手のゴリ押し報道には、日本女子選手ファンも不快感を抱いています。
日本のエース宮原知子選手は、常に安定した演技でミスパーフェクトと呼ばれ、2014年世界選手権2位・全日本選手権2連覇・2015年NHK杯優勝・2016年四大陸選手権優勝など、凄まじい活躍を見せています。
よって、明らかに宇野選手より宮原選手のほうが実績が上です。しかし、このように宮原選手は実績があるのにも関わらず、宇野選手と同じ試合に出ても報道されるのは宇野選手ばかり。
試合の宣伝はもちろん宇野選手。そして宮原選手が優勝しても、宇野選手のほうばかり報道される。
2人が同じ試合に出たのはいくつかありますが、ひとつの例として2016年四大陸選手権。男子の視聴率は9%、女子の視聴率は12%であり、前年と比べると低視聴率でした。
しかし視聴率が低いと叩かれたのは宮原選手だけ。ネットでもひどい言葉で罵倒されました。女子よりもっと視聴率が低く、ほぼ宇野選手で宣伝したのにも関わらず視聴率がとれなかった宇野選手は叩かれない。下げ記事もまったく書かれない。
2016年TCC(チームチャレンジカップ)やJO(ジャパンオープン)も同様です。宇野選手で宣伝を打って、視聴率が悪いのは全部宮原選手のせいにされていました。
こんなのおかしいと思いませんか?この現状は異常だと思います。