宇野昌磨選手は、とても演技に見合わないPCS、正確でないクワドに高すぎるGOE等の異常な爆盛り採点で、公平なジャッジがされていないことが世界中で問題になっており、海外のスケオタが他選手との比較動画まで作って宇野選手のジャンプの検証をしています。
海外のMorozombiさんの記事でも宇野選手のジャッジの公平性について指摘している部分があったようです。その和訳をご紹介くださった方がいましたので、今回掲載させていただきます。
●宇野選手のジャンプやジャッジについての海外記事和訳
●トップ選手のジャンプ比較動画
●無良選手による宇野選手のジャンプについての意見
宇野昌磨選手のジャッジについて【和訳】
2017年ワールドの試合の男子シングルレビュー
ジャッジの公正性について
morozombie.blogspot.com/?m=1
英文は World 2017 Men’s Reviewから抜粋
<和訳>
宇野昌磨選手。。。しかし、ここに明らかに無視できない、見て見ぬふりをされている問題点がある。宇野の異常なまでに欠点があるジャンプテクニックだ。
宇野のスケーティングは好きだが、公平性を欠かないためにも、4Fで見られるような彼のジャンプのプレロテの多さはトウの突き方と同様にとても容認できないレベルということがきちんと認識される必要がある。
今シーズン、テクニカル掲示板や審査員達は非常に慈悲深かったけど、その点について来シーズンどう採点してくるか見ものだ。
私はそう思わないけど、多くの人々が、ジャッジ達が宇野の回転不足を見逃したり減点し損ねたのは、分かっていても故意に目をつぶったのだろう、腐敗してる。宇野をトップへ上げる為の悪だくみの陰謀網が陰で演出されているのだろう。と言っている。
宇野のそのテクニカル面での欠点が、テクニカル掲示板がジャンプを跳ぶ際に表示される為(スローモーションでジャンプ着氷を確認できる再生版とは違って)、演技中に指摘することは難しいかも知れないとは思う。
<原文>
Shoma Uno
…However, there is an elephant in the room that needs addressing here: Mr. Uno’s extremely flawed jump technique. I love Mr. Uno’s skating, but in the interests of fairness, it needs to be acknowledged that the amount of pre-rotation on some of his jumps is quite beyond the pale, as is the picking technique on his 4F. The tech panels and the judges have been merciful this season, but it’ll be interesting to see if they do anything about it in the future. That said, unlike others, I don’t think the failure to spot/penalize Mr. Uno’s pre-rotation on his jumps is prima facie evidence of willful blindness, corruption, and/or a shadowy conspiracy orchestrating Mr. Uno’s rise to the top. I just think that Mr. Uno’s technical issues can be difficult to spot in real time, which is what the tech panels are restricted to using when scrutinizing a jump’s takeoff (versus the slow-mo replay that is permissible on reviewing a jump’s landing).
以下、中国とアメリカなどの海外スケオタによるジャンプ比較動画を載せます。
海外スケオタの3F比較 (羽生選手/宇野選手)
宇野選手
とてもわかりやすい比較動画。宇野選手は3Fでも明らかなプレロテ。回転しながら前向き踏み切り、トウではなくエッジ全体をついている。
【中国】羽生選手・宇野選手・ハビエル選手のGOEまとめ
【アメリカ】ネイサン選手・宇野選手4F比較動画
下記はアメリカのスケオタが、ネイサン選手と宇野選手の4Fは別物だと抗議の意味でアップした動画。
【4回転比較動画】羽生/宇野/ボーヤン/ハビ/Pチャン/ネイサンにも、上記を含むトップ選手のジャンプ比較動画などをまとめています。
無良選手による宇野選手のジャンプについての意見
最近では無良選手が宇野選手のジャンプについて雑誌で言及しています。
無良選手の宇野選手のジャンプについての部分(Life抜粋)
「体型を絞りましたか?」
「今は力ではなく、回転の速いジャンプの時代だから」
「ではどう研究してますか?」
「それぞれ跳び方が違うので動画で自分の動きと擦り合わせ、どういう物ができるのかと。サルコウは特に他の選手の動画を見た。踏み込んで跳び上がるまでの瞬間に実際どういう動きをしているのかっていうところを。これが最後の半回転を回りきるカギだと思っているんですね。
昌磨が典型的なんですけど、踏み込んで跳び上がるまでの時間にどういう動きをしてるのか。これが最後の半回転を回りきる鍵になる。
昌磨は跳び上がった時点で半回転回って上がってるので3回転半で済んでいる。
それを跳び上がってから4回転回るのか、結弦みたいに幅と回転力を突きつめてクオリティの高いジャンプにするのか、ボーヤンみたいに勢いをうまく使うのか…(以下省)」
無良選手も言っているが、宇野選手は跳び上がった時点で半回転しているので、3回転半で済んでいる。これでトップ選手と変わらないGOEが出るのは解せない。
回転不足に関してはギリギリセーフだとしても、4Fはトウジャンプなのに最初からトウで跳ぶ気がなく右足のエッジを使って跳んでいる点など、まともにジャッジされたら刺されそうな部分がかなり多くある。
まとめ
スケオタはもちろん、素人でも宇野選手のジャンプは他の人となんか違う・・・と気づくのではないか。そのくらい、宇野選手だけ異質なジャンプを跳んでいる。これを「個性」で片付けるのは違うと思う。
1人だけ別物のジャンプを跳び、高い加点をもらっているのだから。
かなりのプレロテ、踏み切り違反、回転不足の見逃しは毎回。フリーレッグは氷に擦っている上にフリーレッグに振り回されてオーバーターンになっている。両足着氷に加点され、本田武史氏まで両足着氷を絶賛するという白々しい解説があったアジア大会。
この試合については中国から批判記事まで出る始末。
宇野昌磨選手 世界選手権2017の採点不可解な疑惑|中国メディアから批判記事
宇野選手に対してのジャッジの不可解さについて挙げだすときりがない。彼に正しいジャッジがされる日は来るのだろうか。
今季どのような採点がされるか見ものである。