宇野昌磨選手のジャンプに厳しい指摘 【平昌五輪男子イタリア解説番組 】

ユロスポイタリア解説(マッシミリアーノ・アンジェロ)の平昌五輪男子のジャンプ検証番組が放送され、そこで宇野昌磨選手のジャンプについて厳しい指摘があった。

ユーロスポーツ イタリア解説 平昌五輪男子ジャンプ検証 

以前から言われていたことだが、宇野選手の影響でプレロテする選手が増えている。

 

イタリア解説EuroSport版「平昌2018:STUDIO~惑星ハニューとジャンプ検証」より一部抜粋

M:離氷で半回転、着氷で1/4回転足りていない
つまりこれは3回転ジャンプだ
A:(爆笑)その通り
ちょっと回り過ぎた3回転ジャンプだね(笑)
M:でも現在、このようなジャンプが4回転ジャンプとして認定されている
なぜならジャンプをコールするコントロールパネルがプレローテーションを考慮しないからだ
だからこのことを知っている選手達はトゥを突く過程で回転を稼ごうとする
実際にはトゥではなくエッジをついているわけだけれど
司会:信じられないね

では右足のトゥを見て行こう
スローで見るとよく分かるけれど、ブレードが氷にべったりついている
更にスローで見ていくと、氷上で大盛り半回転回っているのが分かる

M:こんな風にジャンプをコマ送りで見ていくと、その違いは明らかだ。コントロールパネルは正しいジャンプかどうか判定するためにこれと同じツールを使っている。

問題は何か?
この場合、このジャンプは4フリップとコールされた
宇野はフリーで4フリップと4ループを跳ぶ。でも彼の4ループは実質4フリップと同じジャンプだ。

注意して欲しいのはフリーでは同じジャンプを2度跳ぶことが出来るけれど、2種類のジャンプしか繰り返し出来ない。
もしジャンプが正しくコールされるなら、彼は4フリップ1本、4ループ1本ではなく、4ループを2本跳んでいることになる。

A:こうなると状況は大きく変わる
何故なら彼は4トゥループ2本、3アクセル2本を跳べなくなるからだ
ちょっと複雑な話だけれど

A:つまり極端な言い方をすれば、同じジャンプなのに別のジャンプとしてコールされることによって彼は4回転ジャンプをもう1本余分に跳ぶことが出来ている

簡単に言うと、在彼は4回転ジャンプを4本跳んでいるけれど、本来なら3本しか跳べないことになる。

S:つまり選手達はレビューの抜け穴を利用してこんなズルをするんだね

 

・コントロールパネルがプレロテを考慮しないために氷上で回転を稼ぐ不可解な選手がいる
・宇野選手が跳べる4回転ジャンプは実質トゥーループとループの2種類のみ

 

宇野選手はジャンプの跳び分けができずフリップとループは全く同じジャンプになっているので、正しくコールされるならば本来なら4回転は3本しか跳べないことになる。しかし実質ループをフリップとコールされることによって4回転を1本多く飛ぶことができて4回転の基礎点と不可解な加点をもらえている状況。

あきらかなDGのジャンプもURすらつかない見逃しだらけの不可解な採点で。

 

以下は平昌五輪フリー冒頭の4Loだが、何回転していると思うだろうか。

驚くことにこれをジャッジは「4回転回りきった」と見なした。それによってハビは銀メダルを得ることができなかった。

 

ボーヤンは完璧なルッツジャンプだが、ズルをしている選手のジャンプとたいして変わらないGOEしかつけないジャッジがいたり、+1しかつけないジャッジまでいた。

また、アメリカとラトビアが組んでのジャッジングが酷すぎだったが、こういうことは問題にせずに中国ジャッジだけを批判する報道をしたUSM御用達番組の思惑が透けて見える。

アメリカジャッジのフリーの採点
225.41 ネイサン
202.84 宇野
199.29 ジョウ
199.21 フェルナンデス
196.76 羽生
185.50 ボーヤン

ラトビアジャッジのフリーの採点
214.41 ネイサン
205.44 宇野 
205.36 羽生 
200.71 フェルナンデス
198.59 ジョウ
190.20 ボーヤン

あの中国ジャッジも自国贔屓がわかりやすすぎて、むしろわざとなのではないかと感じた方もいた。ボーヤンはまったく悪くないのに日本の報道はあまりに酷かった。

中国だけじゃない!アメリカ不可解なジャッジ<平昌五輪男子フィギュア>

 

レビューの抜け穴を利用したズルジャンプ。それを真似する選手達がでてきているという酷い男子フィギュア界だ。

 

ルール改正をしてもジャッジがまともな採点をしないのならなんの意味もない。選手達は新ルールに対応するわけだが、インチキが取り締まられない限りなにも変わることはない。

 

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