宇野選手とネイサンの4F
ロンバルディアとフィンランディアの宇野選手とネイサンのプロトコルを見ると、違う試合なので単純には比べられないがネイサンの方がマイナスの少ないジャンプと言える
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10月 アメリカ杯 公式試合 宇野選手出場 FPにて初めてGOEプラスの評価を得る
http://www.isuresults.com/results/season1617/gpusa2016/gpusa2016_Men_SP_Scores.pdf
http://www.isuresults.com/results/season1617/gpusa2016/gpusa2016_Men_FS_Scores.pdf
(ISUバイオには初成功者との記載されず現在に至る)
ISUの初成功の認定基準が不明なので推測でしかないが、仮にGOEマイナスはダメということであればアメリカ杯の宇野選手がISU公式の初成功者ということになるが、ISUからはTCCの初認定以降なんのアナウンスもされていない。
ここで4Lz初成功者であるムロズ氏のISUバイオを見てみると
http://www.isuresults.com/bios/isufs00007788.htm
Mroz became the first skater to perform a quadruple Lutz in competition on September 16,2011
during his Free Skating at the Colorado Springs Invitational, a U.S. Figure Skating sanctioned
event. He became also the first man to land a quadruple Lutz in ISU competition at the ISU Grand Prix event NHK Trophy in November 2011.
非公式試合で4Lz初成功者になった日付と試合名、また公式試合でも最初の成功者としての日付と試合名が記載されている。
また4Loを初めて成功させた羽生選手も試合名とともに記載されている。
http://www.isuresults.com/bios/isufs00010967.htm
He is the first skater to perform a clean quadruple loop in competition (2016 Autumn Classics in Canada).
前例で行くと宇野選手の個人バイオには少なくとも非公式試合での4F初成功者という記載があるはずであるが、尊敬する人は高橋大輔選手とかしかなく公式での初成功者という記載もない。
http://www.isuresults.com/bios/isufs00012455.htm
なによりもあの事務所がこのままで黙っているとは不自然すぎる。
(ISUのバイオは以前にデニステンが自己紹介文の内容を変えるのにISUに申請しているとあったため、少なくとも書き換えにはISUの承認が必要と思われる)
ちなみにネイサンはFPにて5つのクワド(フリップ含む)を入れた最初のスケーターと細かく記載
http://www.isuresults.com/bios/isufs00054124.htm
ついでにボーヤンもクワドルッツとトリプルトゥーループのコンビネーションを跳んだ最初のスケーターと記載
http://www.isuresults.com/bios/isufs00013802.htm
クワドサルコウを初めて跳んだゲーブル氏も詳しく説明されている。
なぜ今までISU公式試合での4F初成功者の記載がないのか不明であるが、新シーズンにあたり書き換えがあるかもしれない。
非公式試合での結果を無理やり認めさせようと働きかけたりギネスブックに申請するなど記録のゴリ押しをしようとして迷走したことが少しは関係しているのかもしれない。
一旦ギネスに認定されてしまえば同じ人以外の認定はたとえ公式、非公式の違いはあっても色々と配慮が必要になることは想像できる。
次のページでは②宇野選手のジャンプ技術には大きな欠陥があり4Fに関してもしかり。一旦、認定したものの迷っている可能性について