七つの大罪悪魔の名前・強さランキング!元ネタはキリスト教?

01出典: https://www.7-taizai.net/1st/story01.html

マンガ「七つの大罪」はアニメ化もされ、日曜日の夕方に放送されていたので、結構見ていた人も多いのではないでしょうか。

マンガ七つの大罪の元になったのは実はキリスト教の宗教用語なのです。

マンガでは、普段はちょっとエッチでノリの軽い主人公メリオダスと王女エリザベスが旅をしながら敵を倒していくのですが、旅を進めるうちにどんどん強い敵と出会ったり、メリオダスの元仲間と再会していくお話です。マンガに出てくるキャラは、みんな人間離れした能力を持っているため、一体誰が一番強いのか分かりづらいですよね。

マンガ「七つの大罪」を知っている人も知らない人も、マンガのあらすじ、元ネタであるキリスト教の七つの罪源と悪魔についての解説、マンガ「七つの大罪」でのキャラクターの強さをランキング形式でご紹介します。

七つの大罪はどんなマンガ?元ネタはキリスト教?

◇マンガ「七つの大罪」のあらすじ

リオネス国は、聖騎士団により国が軍事化され、また彼らの横暴な支配によって国が荒れはじめていた。王女エリザベスはこの状況を打破するため、現在は指名手配されている元騎士団のメンバーを探す旅に出る。エリザベスは旅の途中で助けてもらったメリオダスが探していた元騎士団の団長だと知る。二人は一緒に元騎士団を探す旅をする、というお話です。

 

◇元ネタはキリスト教の「七つの罪源」

キリスト教のカトリック教会では、人間を罪に導く七つの感情や欲望として「七つの罪源」という考え方があります。仏教の108つの煩悩のキリスト教版といった感じですね。欲望や感情にはそれに対応する悪魔が存在します。ここは七つの罪源と悪魔について解説していきます。キリスト教で罪の厳しい順に掲載していきます。

 

・傲慢

悪魔:ルシファー

天使の長であったルシファーは、自分を神のような存在だと過信し、神への反乱を起こす。そのことによって悪魔(堕天使)へ堕ちてしまいます。黒い羽を生やした人間のような姿で描かれることが多いです。

 

・憤怒

02出典: https://seesaawiki.jp/mnga_bahamut/d/%8E%BB%8E%C0%8E%DD%20(SS%8E%DA%8E%B1)

 

悪魔:サタン

かつては、神に仕えていたが、堕落し悪魔になった、地獄の王。人間や神と敵対する存在とされる。

ルシファーと同一視されることもある。

ユニコーン、ドラゴン、狼の姿で描かれることが多い。

 

・嫉妬

悪魔:レヴィアタン

旧約聖書に登場する、神が天地創造の5日目に作った海に住む巨大な怪物。その巨大な体は泳げば波が渦巻き、口や鼻からは炎や煙を吐くとても凶暴な生き物とされる。悪魔としては、嘘吐きで人に取り憑く存在とされる。七つの悪魔の中では、物理攻撃では一番の強さになるのではないでしょうか。蛇や竜のような姿で描かれることが多い。

 

・怠惰

悪魔:ベルフェゴール

03出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB

 

人間に発明品を与え、怠惰な生活をさせる堕天使や悪魔として書かれた事が怠惰を司ることになったのではないかと思われる。怠惰の悪魔としては、便座に座り、髭を生やし、頭には二本の角、牛のしっぽを持った姿で描かれる。

 

・強欲

悪魔:マモン

富や財産などを司る悪魔。

金貨をばら撒く悪魔(ゴブリン)の姿で描かれる。

 

・暴食

悪魔:ベルゼブブ

出典:https://umeland.web.fc2.com/p_beelzebul.htm

本来はルシファーの側近の天使や、豊穣の神として崇められていたが、語呂が「ハエの王」という言葉に似ていたことから、徐々に暴食を司る悪魔として位置付けられるようになる。悪魔としての成り立ちから、ハエの姿、暴食からブタの姿で描かれる。

 

・色欲

悪魔:アスモデウス

アスモデウスが取り憑いたサラという女性が、結婚した男性を初夜に殺してしまい、悪魔が憑いていると言われた逸話から、色欲の悪魔とされる。

姿は牛、人、羊の3つの頭を持ち、ガチョウの脚、しっぽは蛇で描かれる。色欲象徴として描かれる場合は、妖艶な女性の姿の事もある。

 

この「七つの罪源」は他のマンガやゲームなどでもよく使われる設定で、分かりやすく擬人化されたり動物の姿で描かれることが多いようです。

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マンガ「七つの大罪」と悪魔の関係は?

マンガ「七つの大罪」の元騎士団はそれぞれキリスト教の七つの罪源の悪魔に対応しています。

原作の中では「闘級」という数値でそれぞれの強さを表しています。騎士団のメンバーを闘級順に紹介していきます。

 

1位 エスカノール→傲慢の罪

05出典:https://sanekosusumejouhou.com/2015/11/18/post-3150/

闘級:50,060以上

アニメ第一期ではまだ登場していない。純粋な人間であるが、太陽の高さと共に力が増していく魔力を持っている。午前0時の時点では騎士団最弱で、ピークの正午の力は騎士団最強になるが、その際の性格は自制心を無くした傲慢そのものである。

 

2位 メリオダス→憤怒の罪

06出典:https://www.7-taizai.net/character/

闘級:32,500

騎士団の団長を務めていた。魔力としては、自分の受けた魔法によるダメージを倍返しする、カウンター技。ただし、物理攻撃はカウンターできない。

怒りに我を忘れると魔神族の血が混じっているせいか、暴走状態になる。

 

3位 ハーレクイン→怠惰の罪

07出典:https://www.7-taizai.net/character/

 

闘級:4,190

愛称は「キング」。妖精族であり、その能力で自分の見た目を変化させることができ、たまに太ったおじさんの姿になる。災厄の魔力により、自分の神器の能力を最大限に引き出すことができる。

 

4位 マーリン→暴食の罪

08出典:https://www.7-taizai.net/character

闘級:4,170

魔力については不明とされているが、弟子の話や「ブリタニアーの魔術師」と呼ばれていることなどから推測するに、魔法を使う能力は反則的なほど強いと思われる。

 

5位 ディアンヌ→嫉妬の罪

09出典:https://www.7-taizai.net/character/

闘級:3,250

身長9mを超す巨人族の女の子。魔力は、自分の思いのままに鉄を曲げたり、大地を変形させ攻撃する、巨人族特有の能力。体の大きさから、騎士団の中でもトップクラスの怪力の持ち主。

 

6位 バン→強欲の罪

10出典:https://www.7-taizai.net/character/

闘級:3,220

元は人間だが、妖精族に助けられた際に不死身の力を手に入れる。魔力は、相手の持ち物を自分の手元に引き寄せる、まさに強欲の名の通りの能力。

 

7位 ゴウセル→色欲の罪

11出典:https://www.7-taizai.net/character/

闘級:3,100

人形だったが、魔術師に命を吹き込まれた少年。人形のため、首をもがれても死なない。魔力は、相手の心に入り込み、記憶を覗き見たり、悪夢を見せたりする。

闘級別に見ていくと、エスカノールとメリオダスの強さが段違い。ここは元ネタのルシファーとサタンが魔王や地獄の長として、他の悪魔とは別格に扱われているのを反映しているからでしょうか。

 

最後に

マンガで紹介されている闘級という強さの数値でランキングをご紹介しました。もちろん闘級が大きいからといってどの敵にも勝てるわけではなく、相性によっては闘級が小さくても勝っていたりします。

アニメ第一期では、大罪の七人の全員が出揃っていません。筆者はアニメしか見ていないのですが、原作の週間少年マガジンでは、まだ連載が続いているようで、単行本はなんと21刊目に突入しています。

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続きが気になって、アニメの第2期まで待てない!という方は、単行本を買ってみても良いかもしれません^^

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