川島なお美さん死去の胆管がんの症状と原因は?医師の余命宣告の真相

9/24 川島なお美さんがお亡くなりになりました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

以下、関連記事では川島なお美さんが亡くなったあとに加筆・修正を行っており、

筆者なりの見解もしていますので、よろしければ合わせてお読みください。

◆関連記事

 

そしてまだ32歳という若さでこの世を去ったNHKのアナウンサー

黒木奈々さんの記事です。

 

川島なお美11-12月の舞台も降板

川島なお美さんは、病状が著しくないとのことで、

11-12月の舞台も降板されました。

まさか11月の公演までキャンセルになるなんてびっくりしました。

そんなに体調を悪くされていたんですね・・・。

これによってネット上では

「医師に10月末までしか持たないって言われているんだろう」

「3ヶ月持たないだろう」

そんな色んな意見が飛び交っていました。

ミュージカル「クリスマス・キャロル」は

全国24都市、全28公演もある舞台です。

万全な体調でなければこなせないと思います。

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出典:https://ameblo.jp/naomi-kawashima/

 

舞台に向けて川島なお美さんは体調が思わしくない中

頑張ってきたのに出られないなんて。

非常に歯がゆい思いをしていたに違いありません。。。

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川島なお美さんの仕事への熱意は相当のものです。

しかし、がんに冒され、その中でも必死で仕事をしてきたこれまでの努力が

これから報われようとした矢先にすべて白紙になってしまったのです。

これは病気になった川島なお美さんご本人にしかわからないと思いますが、

病気の痛み、そして心の痛みもかなりあるでしょう。

後悔もあると思います。

今回は、川島なお美さんの患った「胆管がん」とその原因、

さらには医師から余命宣告も受けていたという事実、

腹水と黄疸症状などについて触れていきたいと思います。

 

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川島なお美の患った胆管がんとは?

胆管がんはどんな病気なのか?

「胆管」とは肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ流す導管で、

胆管がんとは胆管に発生する悪性腫瘍の名称。

がんの生じる部位によって名称が異なります。

  • 肝内胆管癌(肝臓内の胆管の癌)
  • 肝外胆管癌(肝管と総胆管の癌)
  • 乳頭部癌(乳頭部胆管の癌)

症状は?

主な症状

  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 発熱
  • 全身倦怠感
  • みぞおちから右上腹部の鈍痛
  • 黄疸

初期症状の少なさから、見つかった時にはかなり進行していて、

すでに手遅れというケースが多い。

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原因はワイン?

川島なお美さんは自他ともに認めるほどのワイン好きで有名ですね。

「私の血は、ワインが流れている。」という言葉が彼女の代名詞です。

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インタビューでも、「ドクターストップがかからない限り毎日ワインを飲んでいます」と語っているほど。しかし最近ではほとんど飲んでいなかったそうです。

それでは、ワイン=アルコールの摂取と胆管がんとの関連性について見ていきます。

「時々飲む人」(月に1~3日程度)を基準とすると、2日に1合程度以上の飲酒習慣がある人の死亡率は高くなります。率自体の上昇は高くはありませんが、飲酒量増加で死亡率上昇の傾向もあります。

がんの種類として、口腔・喉頭・咽頭・食道など、飲んだお酒が最初に通過する部位と、胃から体に吸収されたアルコールを分解する働きをする肝臓に発生するものが増加します。

今回の調査では、「まったく飲まない人達」の死亡率は上記の「時々飲む人」(月に1~3日)より、がん死亡率が高くなっていました。この結果を、「お酒を 時々飲むことが、がんの予防につながった」と解釈することも一応可能です。しかし、そうした解釈よりも「まったく飲まない」グループに、以前は飲んでいた けれども健康を害して飲酒を止めた人、身体が悪くて飲めない人が含まれる故との解釈も可能です。

一方、このコホート研究の結果、酒飲みは高血圧・脳卒中・肝硬変・アルコール依存症など他の重大な病気の原因と判明したので、「毎日飲むなら量は1日平均で1合くらいまで、アルコール量で30mlまで」と結論しています。

出典:https://gansupport.jp/

やはりアルコールの過剰摂取は肝臓機能が冒されてしまうようです。

がんの発症を引き起こす引き金となってしまいます。

また、飲酒+煙草もがんの発症率に関係していました。

非喫煙者では飲酒量が増えてもがんの死亡率の上昇は軽度ですが、喫煙者では飲酒量が増えるとがん死亡率もしっかり上昇します。

「お酒を少し飲む人」(1日1合まで、アルコールで30ml弱)では、「喫煙ががん死亡を高める」効果ははっきりしません。しかし一方、喫煙者では、「飲 酒ががん死亡率を高める」効果は明らかです。「飲酒関連がん」以外のがんでは、喫煙者と非喫煙者で結果が違いました。飲酒関連がんの死亡率は、非喫煙者で は飲酒量が増えてもほとんど高くなりませんが、喫煙者では飲酒量が増えるにつれてがん死亡率も高くなりました。時々飲む人と比べて、毎日2合の人は2.7 倍、毎日4合の人は3.6倍ほど死亡率が高いと判明しました。

「飲酒関連がん」ではないはずのがん、上記の口腔から食道までのがんと肝臓のがん以外のがんで、その死亡率が喫煙者では飲酒により高くなります。理由やメ カニズムは不明ですが、「アルコールを分解する酵素が、たばこの煙に含まれる発がん物質を活性化する作用があるのかもしれない」と専門家は分析していま す。

酒とたばこががんを起こすメカニズムを、このレポートはこう述べます。「お酒に含まれているエタノールは分解されてアセトアルデヒドになる。

お酒を飲むと顔が赤くなる、気分が悪くなる、頭痛がするなどの原因物質で、がんの発生にかかわる。さらに、アセトアルデヒドが分解される際に活性酸素が出 て、細胞の中の核酸(DNA)を作るのに必要な葉酸という物質を破壊する。DNAの合成や傷ついたDNAの修復が不良となり、がんを起こす。たばこの煙に は、多くの発がん性物質が多く含まれ、たばこの煙が直接触れない部位のがんも発生しやすくなる」というのです。

出典:https://gansupport.jp/

実はタバコや葉巻も吸っていたという川島なお美さん。

飲酒と煙草という最悪な組み合わせです。

いつがんが発症してもおかしくありませんでした。

 

余命宣告は2014年にされていた。

川島なお美さんは2014年1月に、12時間に及ぶ大手術を受けました。

お腹に開けた小さな穴から施術する腹腔鏡手術。

手術が成功しても、5年生存率が極めて低い胆管がん。

5年後の生存率は約30%と言われています。

担当医師からは

「余命5年、もしくは10年」と言われています。

2014年7月2日のブログ記事です。

「私が乗り越えた病気は
5年生存率50%
10年生存率2~30%という
厳しいものです
でも
もっと生存率の厳しい芸能界で
35年生存してきたので
これからも大丈夫!と
自分を信じたいです
この時は「乗り越えた」と書いていますが・・・
5年、10年生きられている可能性が半分、それ以下と宣告されているのです。
この厳しい現実に相当のショックを受けたことと思います。

※亡くなってから明らかになったことですが、

2014年7月時点で、

夫である鎧塚さんは「余命は1年・・・」と医師から宣告されていたそうですね・・・。

そのことは川島なお美さんには告げられませんでした。

 

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いつから不調を感じていた?

2013年8月 「フットルース」公演の頃 人間ドックの結果、発覚。

手術をしたのが2014年1月なので、発覚から5ヶ月も経っています。

川島なお美さんは自分の健康より仕事を選んだのでした。

川島なお美さんが仕事をしている間中、がんは大きくなり、身体を蝕んでいたのです。

すぐに手術をしていたならもしかしたらこのような事態にはなっていなかったかもしれません。
夫である鎧塚さんも、「もっと早くに手術をしていれば・・・」と悔やんでいるといいます。

腹水と黄疸の症状がある?

ネット上では、川島なお美さんは腹水と黄疸の症状があるという意見が見られました。

それぞれの症状についてみていきましょう。

がんによる腹水

腹腔内に多量の漏出液や滲出液が溜まり、腹部がパンパンに膨れ上がる症状。

腹膜炎、悪性腫瘍の腹膜播種、肝癌の破裂などが原因で起こる。

まず腹部が膨らみ始め、違和感を覚える。

その後明らかな体重増加、腹部膨隆、尿量減少で自覚するケースが多い。

病院で腹部超音波検査や腹部CTの検査で発覚する。

最初は利尿薬(体内の水分を尿として強制的に排出し、腹水の減少を図るため)を

用いた治療を行うが、たいていは効果がない。

そうなると腹水穿刺や腹水濾過濃縮再静注(CART療法)といった、腹水を抜く治療法も用いられる。

腹水の画像

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これは9/7の会見時ですが、確かにお腹だけが膨らんでいます。

非常に辛い状態だったのでしょう、会見は5分で打ち切られています。

黄疸

総胆管にがんができると、小さいがんでも黄疸が出ます。

黄疸とは皮膚や白目が黄色くなり、尿が茶色く便が白くなる症状で、さらに全身にかゆみも出てくるようになります。

肝硬変や膵臓がんでも黄疸の症状が見られますが、いずれも末期症状です。

9/19のブログにアップされた画像が「黄疸が出ている」と言われています。

ベッドに横たわっている川島なお美さんのブログ写真

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出典:https://ameblo.jp/naomi-kawashima/

しかし、医学的な見解からは

これは「黄疸ではない」とされています。

ですので、「腹水」が溜まっていたのは確かですが「黄疸」ではなかったと思います。

 

末期?

あの激やせな状態はもちろんですが、それに加えて

腹水症状が出ていたので、「末期」と言わざるを得ませんでした。

 

まとめ

川島なお美さんの夫である鎧塚俊彦さんのフェイスブックには、

川島なお美さんは現在食欲はあまりないが

鎧塚俊彦さんの作ったお料理は美味しいと食べていると

綴っていました。

 

そして、そのわずか2日後には川島なお美さんは他界してしまいました・・・。

 

仲の良い素敵なご夫婦でしたね。

 

川島なお美さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

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