宮部みゆきのおすすめ小説ランキング
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日本を代表するミステリー作家といえば「宮部みゆき」と答える方も多いのではないでしょうか。しかし、宮部みゆきはミステリーだけじゃないんです。時代小説も、ファンタジーだって書けちゃう!
映画やドラマ化されている作品も多く、本を読まない人でも実は映像で見たことがある人もいるのでは?
そんな「宮部みゆき」一体どんな経歴の持ち主なのか、筆者の独断と偏見で選んだおすすめランキングをご紹介します。
宮部みゆきってどんな人?
宮部みゆきは日本の小説作家。昭和35年東京生まれ。東京都立隅田川高等学校を卒業後、就職する。23歳の時にワープロを購入したのがきっかけで小説を書き始める。1987年に「我らが隣人の犯罪」で小説家デビューする。
小説は、主にミステリーやサスペンス、時代モノ(特に江戸時代が多い)を描いたものが多いが、趣味のゲーム好きが高じて冒険ファンタジーなどもあり、映画化・ドラマ化されている作品も数多くある。直木賞などの文学賞も多数受賞している人気作家。
とまあ、概要としてはこんな感じになります。
筆者も実際に宮部みゆきの作品は何冊か読んだことがあります。特に江戸時代を舞台にした、「初ものがたり」「本所深川ふしぎ草紙」は大好きです。時代モノって、歴史に詳しくないと楽しめない思っていました。しかし、その時代の歴史的人物や、政治背景など難しい事はほとんど出てきません。
なので、純粋に江戸時代の町人の人情やその生活の中で起きる事件などのストーリーがスッと入ってくる感じで読み進められます。作品のジャンルを問わず、日本人小説家のおすすめランキングなどにも必ずといっていいほど入ってくる作家です。
映画化、ドラマ化も!?
宮部みゆきの作品は数多く映像化されています。映画では実写もアニメも、もちろんテレビドラマにもなっています。映像化されている中でのおすすめランキングです。
【1位】理由(テレビドラマ)
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この作品で直木賞を受賞。高級マンションで同居している4人が殺される事件が起きる。他人である4人がなぜ一緒に住み、殺されなければならなかったのか。数十人にも上る人物を登場させながらストーリーが進むにつれ、事件に関わるたくさんの人たちの関係や思いが徐々に顕わになっていく。
【2位】火車(テレビドラマ)
休職中の警察官が親戚の男性からの依頼で失踪中の彼の婚約者を捜すことに。失踪前彼女は、婚約者からクレジットカードを彼の勤務先の銀行で作るように言われた直後に失踪。以前彼女が自己破産手続きをしている事が分かるが、実は戸籍は本人のものではない事が分かる。なぜ失踪しなければならなかったのか、戸籍を乗っ取られていたのか、現代社会のクレジットカード事情を描いた作品。
【3位】ブレイブストーリー(アニメ映画 )
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小学5年生のワタル。現実の世界では、離婚して出て行ってしまった父親や倒れた母親。壊れてしまった自分の家族を戻すために、自然豊かな世界やモンスターたちとの戦いなど、ファンタジー世界を冒険する。宮部みゆきのゲーム好きがうかがえる作品。ジャンル的にはファンタジーだが、両親の離婚の裏に潜む事情など、現実世界の話の内容はなかなかヘビー。
その他のおすすめランキング(映像化されているものもあります)
【1位】長い長い殺人(ミステリー)
単なるひき逃げの事故だと思っていたら、実は惨殺事件だった。被害者には多額の保険が掛けられており、その妻には愛人も。しかし、妻にも愛人にもアリバイがある。ストーリーを語るのは人ではなく、なんと登場人物が持つ「財布」という異色さ。連続殺人を通して人間の心の闇を感じる作品。
※これも映像化されているのですが、財布が語るという切り口が面白い作品なので、こちらに載せます。
初ものがたり(時代小説)
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主人公の茂七は江戸の下町を守る岡っ引き。「初物」を題材に貼るには鰹、秋には柿など季節の食べ物を題材に、それぞれの季節ごとの事件を解決するお話。ミステリーとしても読めますが、何といっても日本の季節感や、江戸の情緒、人情が色濃く出ていて、読み終わった後は、なんだか温かい気持ちになれる作品です。時代小説は読んだことがないという方にはおすすめです。
あかんべえ(時代小説?)
ジャンルはこれ!と言い切れないです。江戸時代を舞台にした、オバケが出てくる推理ものです。時代サスペンスホラー小説、長いですね・・・
主人公は「おりん」という少女。生死の境をさまよう程の病の後、オバケが見れるようになった。おりんの家にいるオバケは5人。ストーリーが進むにつれ、オバケが見える人はオバケと同じ悩みや苦しみを持っているよう。オバケ5人は成仏できるのか、いろいろな事件をおりんとオバケが解決していくお話。
まとめ
おすすめランキングについては、筆者が読んだこと見たことがある作品に偏ってしまいますので、そこは許してくださいね。
宮部みゆきの作品は、
・推理小説なのに軽いタッチの文章
・人物像がイメージしやすくストーリーに入り込みやすい
・伏線回収が緻密
などの魅力をあげられる方が多いようですね。
宮部みゆきは女性ファンも多く、その理由としては、やはり読みやすさでしょうか。初めてのミステリーや時代小説には本当におすすめの作家です。こちらのランキングを参考に読んでみてはいかがでしょうか。