羽生選手ファン通信24の突然の路線変更はスケ連とUSMの圧力が原因か

羽生選手のファンから絶大な人気を誇っていた「フィギュアスケートファン通信」。ところがそんなファン通信が『変わってしまった』『残念』『がっかり』というレビューで溢れている24号。

一体なにがあったのか、その事情に迫ってみたいと思います。

フィギュアスケートファン通信が路線変更

「フィギュアスケートファン通信」は刊行以来、毎号とても評判がよく売上ランキングでも常に上位。表紙には「羽生選手」の名前が大きく載せられ、中身もほぼ羽生選手の画質の良い写真で構成。羽生ファン通信とも呼ばれ、羽生選手ファンから絶大な支持を得ていたムック本。

通常号以外にもGPFや世界選手権では特別号(もちろん95%が羽生選手)を出すほど羽生選手に特化した内容だった。

2015年GPFで世界最高得点での優勝のときも

世界選手権で銀メダルになったときも

怪我でアイスショー不出場を余儀なくされたときも

羽生選手の全日本欠場を知るや否や、発売延期してまでも羽生選手特集を貫いてきた通信だった。

不評の高橋大輔選手までも掲載

しかし突然24号で路線変更が行われた。内容紹介では掲載選手の名前が書き連ねられ、通信2の高橋大輔選手が不評だったため以降は高橋は載っていなかったのだが、いきなり高橋も混ぜ始めた。

フィギュアスケートファン通信24 (メディアックスMOOK) ムック – 2017/9/30
内容紹介
特集●
『オータムクラシックインターナショナル2017 』
紹介選手●羽生選手/ハビエル・フェルナンデス/村上大介/アレクセイ・ビチェンコ/ミーシャ・ジー/
ロス・マイナー/ヴィンセント・ジョウ/エラッジ・バルデ/ナム・グエン他
『フレンズオンアイス2017 in 横浜』
紹介選手●荒川静香/髙橋大輔/鈴木明子/本田武史&本田樹里亜/本郷理華/宇野昌磨選手/村上佳菜子/
佐藤有香/安藤美姫/イリーナ・スルツカヤ/イリヤ・クーリック/シェイ=リーン・ボーン/ジェレミー・アボット/
ステファン・ランビエール/チン・パン&ジャン・トン/メリル・デイヴィス &チャーリー・ホワイト他

表紙にわかりやすく「前号までとは違うよ」というサインが出ていたので、警戒していた方も多いかもしれない。

▼下記画像は通信2

これまで高橋は載せなかった通信だが、高橋も載せろというお達しでもあったのだろう。羽生以外も載せろという指導が入ったような表紙に変更され、中身も大幅に羽生選手のページ数が減らされる。

■ファンが気づいた変更点

・背表紙に羽生選手の名前がない
・消えた「150 over カット」のマーク。
・表紙には多数の選手名記載
・23号から画質が悪くなり始めた
・これまで表紙にもでかでかと羽生選手のフルネームがあったが、24号は他の人よりちょっと大きいくらいになった。
・113P中羽生選手関連は51Pに減り、写真は画質の粗い引き延ばした粗悪なものに。
・少し前までほとんど羽生選手で構成され、綺麗な画質の時もあった。
・このページ数じゃ独自取材してるSportivaと大差ないしSportivaのほうが画質が良い

平気で悪質な記事を書き連ねるフィギュアライターにも編集者にも出版社にも、すべてに不信感いっぱいになっていた方も多いと思う。それでもブレなかった通信が変わってしまった。

何故なのか?

 

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「羽生選手だけを特集するな」と横やり

少し前にファン通信や他の新興雑誌に文句をつける記事が出ていた。スケ連と老舗雑誌が書かせた記事だろう。

“羽生選手バブル”に群がる出版界、ほぼ無許可で粗製乱造される特集雑誌がバカ売れ!

>実際、こうした動向を連盟も問題視しているようで、「ある出版社は連盟から警告を受けたというウワサですよ」という。

これはまさにファン通信に当てはまる。やはり圧力があったのだと考えられる。

>普通の神経を持った編集者なら、特集ならともかく、いくら売れるといっても定期誌で同じ人間を表紙にし続けることはありません。

>羽生本人の取材は難しいにしても、彼の後輩である宇野昌磨選手のように、一緒にフィギュア人気を支える選手や、裏方で活躍している人はたくさんいます。そうした人たちに取材もせず、申し訳程度に『注目選手』とかいうタイトルで、取材コメントのないペラペラの記事を書き、羽生の写真ばかり載せている本は、怪しいですよね。

わざわざ記事に「宇野昌磨選手」とフルネームを入れているあたり間違いない。取材が難しい羽生をやめて宇野昌磨選手を取り上げろと言っているのと同じ。さてどこからのお達しだろうか。

>彼の人気や活躍に便乗して不誠実な本が出版されていることを知り、見極める目も養ってほしい。

こんなのを読むと、ますます老舗雑誌なんて買う人は減るだろう。

スケ連・USMからの圧力がかかった可能性大

あまりの変貌ぶりに戸惑いを隠せないレビュー多数だが、実際に編集部に問い合わせをして編集方針変更の理由をきいた方のレビューがあった。

回答内容をまとめると

・各方面からの圧力でそうせざるを得ない
・今後前のように戻ることはない
・羽生本で出すことも不可能
・逆らったら取材もできなくさせられる

ほかのレビューに対して問い合わせた方のコメント

>問い合わせに対して他方面からの圧力でしかたなくとはっきり言いました。
>今後も変わらないそうです。
>編集の方はいままで通りにしたかったようですが。
>汚い世界ですね。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RS88M1FTQV454/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4862018807

Amazonレビューということで信憑性があるかどうかといわれれば何とも言えないが、上記の記事にあった「ある出版社は連盟から警告を受けたというウワサですよ」の一文を読んだだけでも、問い合わせ方のレビューは間違っていないのではと感じる。

次号でもなにも変わらなければ「そういうこと」なんだろう。

タイミングからしてスケ連かUSM、またはその両方から大きな力が働いたと考えられる。誌面のほとんどを占めていた羽生選手の掲載が半分以下に減り、今までほとんど掲載されなかったUSM事務所所属の選手やスケーターが突然掲載されるようになったという不自然さ。
そして逆らったら羽生選手への取材もさせて貰えないという脅しにも近い通達。

五輪シーズンだけに、裏でどういう力が働いているのか恐ろしい。

悪質なライターの記事で構成されている雑誌や新聞が多い中、こちらは安心して見られるフィギュア本だっただけに、この変化は編集部の本意ではないとは言え残念な気持ちになった方は多いのではないだろうか。

 

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FaOI写真集もページ数が減らされた件

そういえばFaOIの写真集も同様の状況になっていたなと思い出した。最初は羽生選手のページ数は20ページの予定だったが、14ページに減らされたという。

羽生選手に特化していた雑誌がほぼ同じ時期に割合を減らしている。スケ連の圧力があったのは疑いようがない。

 

高橋大輔選手や浅田真央さんの頃にはこのような「指導」はしていないであろうスケ連。なぜいきなりこのような「指導」を始めたのだろうか。

その当時のフィギュアファンが特定の選手ばかり応援していたためそういうのが良くないからと、なぜかその特定選手が引退したあとに『1人に応援が偏らないように(平等に)させる』という狂った流れに。

 

こういったくだらないことをやる前に、スケ連はほかにやるべきことがあるだろう。マジでスケ連もUSMもやることなすことおかしすぎる。

 

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