羽生選手の2019年の初戦であるオータムクラシックが開催されましたが、フリーの採点では各国から疑問の声が出ています。テクニカルにはアメリカとメキシコが入っていました。
羽生選手が回転不足判定されたジャンプ
オータムフリーで羽生選手は3つの回転不足を取られている。
動画作成者様引用させていただきます。
◆4T<
n video of the 4T that was called under-rotated by the #ACI2019 judges. pic.twitter.com/E63N4nKCdr
— 羽生選手feed! (@hanyuyuzurufeed) 2019年9月14日
yuzuru hanyu 4t#figureskating #isu #yuzuruhanyu #羽生選手 #aci19 pic.twitter.com/4Dr0lJJwIB
— was @ aci🇨🇦 will be 🔜🛫👀 (@yonkaitenpooh) September 14, 2019
◆4T+Eu+3S<
4T+Eu+3S pic.twitter.com/Cs7pdyt7Wi
— REDfar (@RED_far) September 14, 2019
◆3A-3T<
Yuzuru Hanyu – 3A3T- #ACI2019 pic.twitter.com/NalzCGVniP
— 羽生選手feed! (@hanyuyuzurufeed) 2019年9月14日
ほぼ満点の4Tと回転不足判定の4Tの比較
羽生選手は同じ軌道、同じジャンプは単独とコンボで寸分たがわず一致するようだが、こちらは同じオータムのオトナルとOriginの4T比較動画。GIF作成者様、引用させていただきます。
#ACI2019 #YuzuruHanyu I see no difference. pic.twitter.com/q002sLYSx6
— Golden_Yuzu (@Huizi_leslie) 2019年9月15日
それにも関わらず判定が真逆になるのは大問題じゃないか。
フィギュア関係者の見解
◆マッシミリアーノ
#ACI2019 #YuzuruHanyu
4Lo(so), 4S(so), 3Lz(+5), 4T(+5), x4T+euler+3S (+5), x3A+2T(+2), x3A+3T (+5)
First skater to land a 4T+euler+3S combination
Good shape, good performance and it’s only the beginning.
I have no idea what happened with the PCS…, but we need to talk about it— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) September 14, 2019
◆ハーシュ
That is nuts. https://t.co/A3tipZmLp5
— Philip Hersh (@olyphil) 2019年9月14日
◆ジャッキー
Yuzuru Hanyu JPN
4Lo(step), 4S(ur?step), 3Lz, 4T, 4T1Eu3S, 3A(hangs on)2T, 3A3T
TES 90.97, PCS 89.70, FS 180.67, TOTAL 279.05 into 1sthttps://t.co/8pT74WR12C #ACI19— Jackie Wong (@rockerskating) 2019年9月14日
冒頭の4Tはともかくまさか3連の4Tや2連の3Tを刺すとは驚きのジャッジング。改正ルールによると回転不足を3つ取ると重大なエラーが3つになるためPCSを下げる口実ができる。
よって羽生選手は2位のエイモズ選手(フランス)を下回るPCS89。
採点にやたら時間がかかっていたのはどのジャンプを刺すか審議していたのではと思われてもおかしくない異常な採点だな。
リザルト
オータムのジャッジ陣
テクニカル
Referee Ms. Peggy GRAHAM USA
Technical Controller Mr. Robert ROSENBLUTH USA
Technical Specialist Nancy GARCIA MEX
Assistant Technical Specialist Corey SUTHERLAND CAN
回転判断はTechnical Specialist Nancy GARCIA MEXが行う。ジャッジ陣には大阪スケ連の山本さかえもいる。
調べてくれた方の情報によると、このメキシコのSasha Martinezは四大陸2017で羽生選手の3Aに0点をつけ、ネイサン選手には演技に見合わない高PCSをつけていた。
参考までに。
4CC男子フリーのJ4ジャッジ、メキシコのSasha Martinezが羽生さんの3AにGOE0点付けたプロトコル。
同じMartinezが今回ネイサンに付けたPCS。 pic.twitter.com/LaghS94bTM— つぐみ (@GHQ2000) 2017年11月25日
スケオタの見解
羽生君FS観てみた。単独4Tは羽生さん比でベストではないものの、許容範囲に見える。
2本目の4Tに至っては、ほぼベストに近い出来かと。こちらのUR判定はかなり理解しがたい。
二本ともUR判定に対しても、ジャッジパネルのGOE評価がほぼプラス寄りで残ってるのが物語ってると思う。 pic.twitter.com/JFCh0xRJu5— マーークス (@maarks0628) 2019年9月15日
かなり大きいステップアウトが二つ、回転不足が3つだからPEとINの上限が8.75になったのかな pic.twitter.com/2mygnNXihA
— 笹山 (@sasa_yamyam) 2019年9月14日
織田・ボーヤンの不当ジャッジ
SOした4Loや4Sではなく4Tを刺されたというこの事実。しかも冒頭の4Tならまだわかるが3連の4Tと2連の3Tって。そりゃあマッシさんや海外ファンも疑問に思って当然だな。
明らかに回っている4回転を刺された例はすぐ浮かんだ。
過去には織田が2013NHK杯でクリーンな4Tを刺され、(この大会で高橋が優勝)
2013NHK杯SPの織田信成と高橋大輔選手の4回転ジャンプの疑惑の判定
ボーヤンが2018ミラノワールドで4Tを刺されている。
フィギュアもさっさとAIを導入すべきなのに。
同じ出来のジャンプでもSPではGOEをつけフリーではURを取ったり、ある選手の場合はDGでもURすら取らなかったり、堪え着氷でも高いGOEを与えたりとあまりに選手によって採点基準がバラバラすぎてウンザリする。
なんらかの理由でこういうのがまかり通っているのが汚いフィギュア界。
今後のネイサン選手・宇野選手・ヴィンス選手の採点に注目したいところ。
余談だが今年のロンバルディア杯はだいたいの選手はまともな採点だった。昨年まではほぼ全員甘々採点だったんだけどね。