フランス杯2019宇野昌磨選手ネイサンSP・フリー結果・ジャッジ

宇野昌磨選手とネイサン・チェン選手2人が揃って出場した今年のフランス杯の採点について記録として残しておきます。

フランス杯2019 SP結果

http://www.isuresults.com/results/season1920/gpfra2019/SEG001.htm

ネイサンと宇野選手両者ともPCSに注目してみる。

PCSはTESと連動しないというなら繋ぎ薄く4回転を降りただけのネイサンに高PCS46を付け、2転倒・コンボなしの宇野選手にPCS43。

オータムでの羽生選手の正確なジャンプを刺して2つの重大のエラーがあったとして強制的にPCSを下げた”シリアスエラー”の運用はなし。

もはやシリアスエラーとは一体なんだったのかわからない状況だ。

そしてネイサンの今季GPSのPCS。

スケアメ 102.71 (56.21, 46.50)  4Lzターン 3A 4T3T
フランス 102.48 (55.97,46.51) 4T3T 3Aお手つき 4F

SPのPCSはフランススケアメとほぼ同じ。ミスしてもほぼ変わらないPCS。

ルールは統一されているしPBも出るのに試合によって選手によってここまで採点が違っている。ルールなんてものが存在しなくなっている現状。

 

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スコア

宇野昌磨選手

ネイサン

http://www.isuresults.com/results/season1920/gpfra2019/FSKMSINGLES———–QUAL000100–_JudgesDetailsperSkater.pdf

 

回転不足見逃しの件

同じ試合 同じテクニカル 同じジャッジ。

 

これが回転不足で

こっちは回転足りている判定

 

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検証動画

海外スケオタが検証動画を作っていた。

コストルナヤSPの3Aについて
荒川静香「高さのある回転を確実に回りきって降りてきたジャンプでしたね」
「フィンランディアのフリーで回転不足をとられたので今回降りてきた向きがどうだったかで少し判定はジャッジも悩んでいるところかと思うのですが見た感じでは回っているように見えました」→ からの回転不足判定

 

転倒取られないネイサンについても。

取るべきDGを取っていないことが多々ある。特定の技以外で身体を支える重心が脚以外にいっていたら転倒。ネイサンのSPの3Aも完全に両手で身体を支えていたので本来なら転倒としてカウントすべきだがディダクション取らず。他選手なら完全に取られている。

各国ジャッジ


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女子のSPは採点厳しかった件

テクニカルTSとATS が入れ替わっただけで男子も女子共通の2人。

男子
TC Ms. Wendy ENZMAN
TS Vanessa GUSMEROLI(女子ATS )
ATS Ms. Monika KUSTAROVA(女子TS)

女子
TC Mr. Jeroen PRINS
TS Monika KUSTAROVA(男子ATS )
ATS Ms. Vanessa GUSMEROLI(男子TS)

PROTOCOLS:
Kostornaia 3A(ur) 3Lz!
Zagitova 3Lz(e)3Lo(ur)
Bell 3F!3T
Higuchi 3Lz3T(ur)

コストルナヤに低く出しすぎたせいで調整でみんなに厳しくなった。男子のほうでも同様の傾向があった。

SPで批判されたからか女子フリーになったらいきなり甘々採点になり、コスの3Aは刺されず他の女子も見逃し。ほんともうこういうことはやめてもらいたい。まともな採点をしてほしい。

 

次のページはフリーの結果についてです。

 

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