剛力彩芽主演、4月7日スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ「ドクターカー」(毎週木曜 後11:59~)がいよいよ放送開始になります。
この作品は、医者が同乗して患者がいる現場に急行して、その現場で救命処置を行うドクターカーが題材。救急車とは違う「ドクターカー」と言われる、馴染みの薄い特殊車両を扱ったドラマ。剛力彩芽が演じるのは、若き新人ドクターの天童一花。働きながら5才の息子を育てるシングルマザーでもあり、初の母親役、医者役となるこのドラマの、気になるあらすじや、キャスト。
そしてロケ地やネタバレなど、放送直前の現時点でわかってる事を、余すこと無く一挙公開です。放送開始前にどんな内容のドラマなのか、チェックしておきましょう!
あらすじ
ドラマ「ドクターカー」は、主人公の新人女性医師、天童一花(剛力彩芽)がドクターカーに乗り込み、直接患者の元へ行き、その場で医療行為を行う日常を描いています。治療が必要な人の元へ直接医師を送り込む、という役割を持つ特別な緊急車両「ドクターカー」。この緊急車両のことは、世間ではまだまだあまり知られていなく、ドクターカーを採用している病院も少ないため、尚更世間の認知度は低い。
このドラマのあらすじは、そんな”めずらしい”「ドクターカー」を主題にしたドラマです。5歳の子供を持つシングルマザーの天童一花が勤務する総合病院にはドクターカーに乗り込む医師が在籍するチームがあった。新人医師の天童は他の医師たちよりも、判断能力などに優れており、新人ながら優秀な医者でした。天童はドクターカーの意義に共感し、そのチームで働くことを望みます。そして、晴れてドクターカーの搭乗医師として勤務することになります。
天童その優秀な判断力を活かし、多くの患者の命を救う。そんな天童の活躍は病院中に広まっていくが、それを苦々しく思う人物がいた。次期理事長候補の朝城勇介(中村俊介)だ。彼は、理事長の1人息子で、ドクターカー担当チームの責任者でもあったが、全く病院の利益に繋がらないドクターカーを「金がかかるだけのスクラップ」と断じて、廃止させようとしていた。
その朝城の考えに反対する天童。彼女の反抗的な態度に激怒した朝城は、自分と同じ意見を持つ医師たちと一緒に天童を追い詰めて行く。病院からはつまはじきにされながらも、患者再優先で、ドクターカーに乗り込む天童一花の奮闘する日常を個性豊かなキャスト陣と共にリアルに描き出します。
「ドクターカー」公式サイト
ドクターカーの主要キャストは?
人物相関図
天童 一花:剛力彩芽
出典:https://static.oscarpro.co.jp/
5歳の子供を持つシングルマザーで優秀な新人医師。ドクターカー担当チームに在籍する。
朝城総合病院に勤務。大学時代の恋人の子供を出産した未婚の母で、5歳の息子のためにも一流の医者になることを誓っている。
謎
朝城勇介:中村俊介
理事長の1人息子で、ドクターカーの責任者だが、ドクターカーの価値を認めず廃止に持ち込もうとする。正義感あふれた天童一花を激しく嫌っている。彼には、先代の理事長だった父に対する屈折した思いがあった。
安住紗那:笛木優子
朝城総合病院救命救急センターのドクター。天才的な医療技術を美しさを兼ね備えており、自分でもその事は自覚している。世界一の“美し過ぎる天才女医”なろうととしている。朝城 勇介と表面上は上手く付き合っているが、心の中では自分より医師として劣っている朝城 勇介をバカにしていて、異性としても眼中にはない。
田所行雄:木下ほうか
朝城総合病院院長で、医療技術は一流だが、出世や金にしか興味がない。そのため、いつも朝城家の顔色を気にしている。彼もドクターカーの廃止を推進する一人である。
朝城涼子:かたせ梨乃
出典:https://www.domainedelarivieremistassini.com/
朝城総合病院理事長で、朝城勇介の母親。他界した夫から理事長の座を引き継いでいる。町医者時代から患者のために粉骨砕身してきた夫の意思を継ぎながら病院を経営していて、その思いが形になったものが、ドクターカーだと考えている。また屈折してしまった息子、勇介が父親の跡を立派に継いで欲しいと願っている。
その他のキャスト
- 天童 一太郎:横山歩
- 草野弥生:久保田磨希
- 岡村克矢:伊東孝明
- 永峰公乃:内藤理沙
- 天童美奈子:東ちづる
ロケ地は?
気になるロケ地ですが、今現在の時点で有力な目撃情報などは、来ていません。
ただ、ドクターカーというの最先端医療を行っている病院は、文京区の日本医科大学付属病院なので、この病院が使われているかもしれないと言う情報はあります。
また、ロケとして使い勝手の良さで考えると、「白い巨塔」等で使われていた川崎市立病院もあるかもしれませんね。
ネタバレ!
ドクターカーの廃止をしたい朝城勇介にはとっては、天童一花はただの邪魔者だった。だから、自分に従うチームのメンバーや、病院内の人間に手を回し、徹底的に天童一花対して嫌がらせをしていく。そんなひどい環境に天童一花はくじけそうになりながらも、懸命に患者に尽くす。そんな献身的な姿をみて、天童一花と共に動くことの多い同僚の草野弥生(久保田磨希)や岡村克矢(伊東孝明)は、次第に天童一花の賛同者となっていく。
いつしか天童一花たちの働きにより、だんだんと「ドクターカー」の重要性が認知されてきて、朝城勇介はその動きを無視することができなくなっていくのだった。
まとめ
まず、世間での認知度が極端に低い「ドクターカー」というものを題材にしたドラマと言う点で、好感が持てますね。救急車ではない緊急特殊車両である「ドクターカー」が、このドラマによって世間一般に浸透することになれば、今度実生活でも目にすることが増えるかもしれません。この車の特殊性を考えると、そうなるべきなのかもですね。ただ、現状では特別な病院や、大病院でしか取り扱われていません。
作中でも運用する費用を理由にドクターカーの制度を廃止しようとするシーンが描かれています。実際にドクターカーの意義を理解しているものの、費用の問題でドクターカーの採用が難しいと判断するところも多いようです。あらすじやネタバレから、このドラマの内容を推測すると、ドクターカーの存亡をかけた、天童一花と朝城勇介の対立。これがドラマの軸となっているようです。
ドクターカーのことを「金のかかる、ただのガラクタ」と言い放つ朝城勇介。しかし、彼には同じ医師であった、父親を過労の末に亡くしています。金のない人間を必死で救って、その結果、自分が過労で亡くなってしまうのでしょう。この事から考えると、金のない患者が自分の父親を殺した、と思っても無理はありませんね。だから金にならないドクターカーなど要らない、と言う事になるのでしょう。
ただきっと彼も心の中ではそういった患者に素直に手を差し伸べることができなくなってしまった自分を嫌に思っていて、そこにひたむきに患者に接する天童一花の存在が余計にうっとうしく映っているのようです。このやっかいなドクターカーの現状があるのも関わらず、天童一花はシングルマザーでもある。この辺りの絡みが重要になってくるのかもしれませんね。母親役も医師役も初めての挑戦になる剛力彩芽さんの演技に注目です。