「ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~」は、テレビ東京系で、4月22日金曜20:00~放送開始のドラマです。谷原章介が主演を務めるこの硬派なドラマの内容は“医療事故調査”にスポットを当てたオリジナル脚本のドラマ。架空の組織“医療事故調査委員会”(MAIC=通称マイク)の、メンバーたちが、医療事故の背景に潜む闇を暴く、1話完結型のヒューマン医療ミステリーとなっています。
谷原がゴールデンタイムの民放連ドラに主演するのは、1年ぶり2作目となり、テレビ東京での連ドラ主演は今作が初です。
キャストには演技に定評のある実力派俳優や、勢いのある若手陣が脇を固めます。更に、記念すべき第1話のゲストには、福士誠治と、西村雅彦が登場します。
気になるこのドラマのキャストやあらすじ、原作や主題歌情報を包みかくさずお届けします!
ドクター調査班のキャストは?
華岡慧:谷原章介
出典:https://img.cinematoday.jp/
医療事故調査委員会(MAIC)第7班・医療事故調査員・班長で、消化器外科医。潜入先で「違和感」を覚えると、証拠をつかむまで粘り強く調査を続ける。物語の終盤、七海が亡くなった本当の理由と慧自身が抱える謎が明らかになっていく。
岩崎佐和:中越典子
MAIC第7班メンバーで、内科医。豪快かつ明るい性格で、どんな時にも肝が据わっている。時に、班長よりも班長らしい言動をすることも。生足とピンヒールが売り。
鴨志田三次:田山涼成
MAIC第7班メンバーで、整形外科医。昭和33年3月3日生まれ。3流大学を3番の成績で卒業後、3大学の医局に入って33年、ようやく教授の地位を得るも3カ月でクビになると言う、”3”にやたらと縁がある、ひょうひょうとした医者。
早乙女篤朗:忍成修吾
MAIC第7班メンバーで、病理専門医。生物学のだけにとどまらずIT関係のウィルス解析までしてしまう。現時点ではその能力が潜入調査では生かされていない。少し不思議なキャラ。
田渕裕子:藤井美菜
MAIC第7班メンバーで、弁護士。冷めた性格と合理的思考の持っている。そんな彼女を早乙女は気に入ってるか、田渕の眼中にはないらしい。色仕掛け的な調査もこなす美人弁護士。
遠山晃代:高畑淳子
MAIC統括管理官であり、厚生労働省のエリート官僚でもある。笑顔を見せることが全くなく『鉄仮面』と呼ばれている。夫とは死別しているが、その死に関して慧とは因縁がある。
謎
その他のキャスト
慧の家族
華岡育世:木野花
「はなおか医院」院長。慧の母であり、MAIC第7班メンバーでもある。慧の良き相談相手で、おおざっぱな性格をしている。よつ葉のことを実の孫として可愛がる。
琴塚七海:柴本幸
慧の婚約者だったが、2年前に病死。シングルマザーでよつ葉を育てていた。
琴塚よつ葉:平澤宏々路
慧の婚約者で、琴塚七海の連れ子だった小学1年生。今は慧と育世が育てている。子ども扱いを嫌い、対等な人間として扱われることが好き。時として、年齢相応の素直で無邪気な疑問がMAICのヒントに繋がることもある。
あらすじ
第1話のあらすじを紹介します。
遠山管理官(高畑淳子)からの(MAIC)への指令は、明恵医科大学付属病院で起きた医療事故を調査することだった。匿名の密告によれば、担当医の水川亮一(福士誠治)の執刀した腎臓がんの患者が手術後に3人死亡していた。華岡慧(谷原章介)らは、病院にそれぞれ別の人間に扮装して、院内の調査を開始する。
しかし、水川は院内では腕が良く性格も良い医師として評判が高く不審な点がない。でも、華岡慧はどこかに違和感を覚える。一方、遠山管理官は水川の上司である小野寺教授(西村雅彦)に会い、「数字の話をしましょう」と意味深な言葉を残していた。
原作はある?
このドラマは原作はなく、オリジナルの作品です。どうしてオリジナルで医療ドラマを制作しようと考えたのか、このドラマを制作するプロデューサーのコメントを御覧ください。
阿部真士プロデューサー(テレビ東京・編成局ドラマ制作部) コメント:
【原作モノの作品が多い中、医療分野に強いスタッフを結集し、オリジナルドラマにチャレンジします。さらに、この企画は大きく言えば「医療モノ」ですが、これまでドラマ化されていない領域に踏み込みます。そして本作品で扱う『医療事故』は実はとても奥が深く、白か黒かハッキリさせることが非常に難しいものですが、「医療ミスなのか、不慮の事故なのか、あるいは…故意なのか」を調査し、そこに潜む悪意をバッサリと斬ります。本格的でありつつ、エンタメ性のある作品に仕上げています。ただの「医療モノ」ではない、全く新しいヒューマン医療ミステリードラマです。】
とのこと。
きっかけは2015年10月、医療事故の原因究明と再発防止を目的に「医療事故調査制度」が開始されたことになるのでしょうか。このドラマは「医療事故調査」にスポットを当てた完全オリジナル脚本のドラマですが、実際に起きるかもしれない医療事故。その背景に潜む医療関係者や患者たちの真実をリアルに描いているではないでしょうか。
主題歌は?
4月から始まるドラマなのに、主題歌の情報がネット上全然なく、思い切ってテレビ東京に直接電話をして確認してみました。
すると、「こちらには配役の資料は来てるのですが、主題歌の情報は来ていないのでわかりかねます、視聴者様」との回答。うーん、さすがテレ東というか、やっぱりテレ東というか……(笑)
もしかして、公表できないのは余程のビッグネームが主題歌を担当するのか、謎は深まりますねぇ~(笑)
そんな訳なので、主題歌の件は、もうしばらくお待ちいただくか、ドラマが始まるのを楽しみに待っていただくしかないようです~スミマセン
まとめ
架空の組織が設定のオリジナルドラマのようですけど、内容は結構リアルな医療ドラマって感じがします。キャストやあらすじをみても、真面目に難しいテーマのドラマを作り上げていこうとする姿勢が垣間見えます。個人的には中越典子さんの生足とピンヒールってところが気になっていますけども(笑)これは真面目なドラマの中でも、しっかりと男性ファンに対するアピールは忘れていない、といったところでしょうか。
1話完結のドラマということなので、何話か見逃すことがあっても楽しめるのではないでしょうか。放送時間に忙しくて見られなかった、録画し忘れた、としても、次の回を違和感なく見ることが出来るのが、一話完結ドラマの利点ですね。
主題歌の件に関しては、ちょっと肩透かしでしたけど、ドラマの内容は十分期待できると思います。