【動画】宇野昌磨選手ジャパンオープン2017プロトコル

2017年もフィギュアのジャパンオープンが終わりましたが、またもや宇野昌磨選手の演技と採点に乖離が生じていますので、プロトコルとジャンプの動画とGOEをまとめました。

宇野昌磨選手ジャパンオープン2017

プロトコル

175.45 (TES88.11 PCS88.34) 

 

ジャンプ動画&GOE(加点)


■4Lo  判定:+2.00 (2 1 2 2 1 2 2 3 3) 

当然のごとく回転不足だがやはり刺されていない。あきらかな前向き踏切前向き着氷に加点。この4Loに+3をつけたジャッジが2人もいるという異常さ。

 

■4S  判定:-2.23 (-2 -3 -1 -1 -2 -2 -2 -2 -2) 

両足着氷になった4S。これも確実に回転不足だが刺されていない。DGどころかURもとられていないとは驚愕。酷い着氷。

 

■4F 判定:-4.00 (ALL-3) 

この転倒の4Fのみならず堪えた3AにもURがつかないという異常な採点。

 

■4T 判定:+0.43 (1 -1 1 1 0 1 0 0 0) 

4Tもエッジべったり。基本的にトウジャンプは跳べないのだろう。前向きに降りてるのになぜ加点されるのか?

 

■4T 判定:<< -2.10 (ALL-3) 

ありえないのが、今回刺されたのはこの4Tのみという・・・。

 

ちなみに同じ試合でもカナダのケヴィンは刺されまくり。

Kevin Reynolds CAN: 4Lo(<<,2ft), 4T(ur,2ft), 4S(ur,2ft)1T, 2A, 4T(ur,fall), 2S, 3Lz(hangs on), 3F

フィン杯ではヴィンセント・ジョウ選手も4Lzと4Fが回転不足をきっちり取られている。宇野選手の回転不足見逃しが酷い。

 

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PCSの爆盛りも酷い

宇野選手の演技に見合わない採点に関してはいろいろとお伝えしてきているが、異常な採点のなかで忘れちゃいけないのがPCSの高さ。

両足で漕ぎまくりで繋ぎスカスカなのにPCSが88点も出るのは不可解。

TRに9.25もつけるジャッジもいる始末。

前の記事でも貼ったけど今回もトランジション分析のグラフを。

前記事:マッシミリアーノが宇野昌磨選手の演技構成点に対して指摘

羽生選手が片足滑走がもっとも多く、難しい動きをしている。

宇野選手は繋ぎが少なくクロスと両足漕ぎが多い。それなのに当然のように毎回トップ選手と同等のPCSが出ていることが疑問である。思えばPCSはジュニアの頃からすでに高くその後どんどん上がっていった。2014全日本の採点もひどいものだった。

高橋大輔選手いわく「宇野選手は試合を重ねるごとにPCSがどんどん上がっていく」この発言のままのことが起きている状況。演技内容が酷くてもPCSは高いまま維持している。

【SPのPCSの推移】 

2014-2015 シーズン(ジュニア) 
39.18 四大陸

2015-2016 シーズン 
34.20 USインターナショナル
38.50 スケートアメリカ
40.85 エリック杯
42.52 グランプリファイナル
42.93 四大陸
43.57 世界選手権
44.85 (チームチャレンジカップ)

2016-2017 シーズン 
41.45 ロンバルディア
43.28 スケートアメリカ
44.31 ロステレコム
44.21 四大陸
44.00 (冬季アジア大会)
45.50 (クープ・ド・プランタン)
45.70 世界選手権

 

【FSのPCS推移】

2014-2015 シーズン(ジュニア) 
82.44 四大陸

2015-2016 シーズン 
75.20 USインターナショナル
86.00 (ジャパンオープン)
84.30 スケートアメリカ
89.57 グランプリファイナル
89.22 四大陸
86.58 世界選手権
89.50 (チームチャレンジカップ)

2016-2017 シーズン 
85.90 ロンバルディア
90.00 (ジャパンオープン)
91.08 スケートアメリカ
91.36 ロステレコム
91.08 四大陸
87.70 (冬季アジア大会)
92.66 (クープ・ド・プランタン)
94.42 世界選手権

片足滑走が多い選手は羽生選手とPチャン選手とバトルが言っていたが、上記のグラフを見ていただくと一目瞭然だと思う。

マッシミリアーノさんも言っていたが、ほんとにスケーティングスキルが高い選手とPCSの差をつけないといけない部分ではないだろうか。

スケカナでジャッジがどう出るか注目している。

 

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