男子のTOP6選手(羽生・宇野・ハビ・ボーヤン・ネイサン・コリヤダ)の今季の試合のGOEについて検証した人がいます。分析サイトによるGOEと、実際にジャッジが出したGOEを選手ごとにチェックし、その差を一覧表にしたところ、そこから特定選手は「盛られてる」だけでなく「ある法則性」が見えてきたといいます。
ブログ主さんに許可をもらいましたので今回ご紹介します。
宇野・ネイサン・ハビ・羽生のGOE
今季、全ての試合でショートとフリーのGOEの合計が20点~30点ほど盛りに盛られていたのが宇野選手。
次点がネイサン、ハビ。
コリャダとボーヤン、その他詳細は以下ブログをご覧ください。【検証】TOP選手6人のジャッジGOEと解析サイトGOEの差。一覧表にしたら愕然とした件。
羽生選手
盛り選手との比較用として。
◯オータムクラシック
ジャッジGOEー解析サイトGOE=-2.12
解析サイトよりも低い
◯ロステレコム杯
ジャッジGOEー解析サイトGOE=0.50
ほぼ一致
◯平昌五輪
ジャッジGOEー解析サイトGOE=-0.42(SP-0.73+FS0.31)
ほぼ一致
今季羽生選手は五輪までは2試合しかでられなかったのでデータはこれだけになるが、昨季のヘルシンキフリーではあれだけのクリーンなジャンプを跳んでも滑走順に関係ないGOEまでもが下げ傾向で、3Aに0点をつけたメキシコジャッジは名古屋GPFでネイサンのSPで1人高得点を出していたりと黒かった。
羽生選手は圧倒的な演技をしなければ点数調整されて下げられてしまう。ネイサンの米国スケ連と宇野選手の日本スケ連は「打倒羽生」で共謀しているのではと見ている人もいてまさかと思うが、現に米国は五輪FSでこんな点数をつけてたから黒い黒い。
225.41 ネイサン
202.84 宇野
199.29 ジョウ
199.21 フェルナンデス
196.76 羽生
185.50 ボーヤン
羽生選手が圧倒的な演技をして優勝してよかったと心から思う。ただ銀の人の見逃し採点はおかしいとしか言いようがないな。言動にも問題ありすぎるから金メダルじゃなくてほんとによかった。ちゃんと採点したら銀はハビ、銅はボーヤンなんだけど。
フランスと米国ジャッジもじゅうぶん異常な採点してるのに中国だけジャッジ批判に持っていって「宇野選手は下げ採点された!!」って日本でやってる動きなんなの?中国のは点数カットされてるじゃんね。批判を封じ込めようとしてるんだろうけど黒いわー。
中国だけじゃない!アメリカ不可解なジャッジ<平昌五輪男子フィギュア>
宇野昌磨選手
ジャンプやスピンの回転不足、踏切違反等かなりの見逃しあり。常に20点以上盛られていた。
◯ロンバルディア杯
ジャッジGOEー解析サイトGOE=21.54(SP8.86+FS12.68)
◯スケートカナダ
ジャッジGOEー解析サイトGOE=22.44(SP11.41+FS11.03)
◯GPSフランス
ジャッジGOEー解析サイトGOE=29.24(SP4.40+FS11.11)
うわーーー30点近く盛られてるよ。本来6位の点数でGPFなんて行けなかったことが分析ブログに書かれてたな・・・。マッシミリアーノはフランス杯について「ウノのための奇妙なイベント」と言っていた・・・なるほどね。宇野選手がゲヤゲと笑顔で握手なんてのもあったな。
◯GPF
ジャッジGOEー解析サイトGOE=20.13(SP8.23+FS11.90)
GPFでは台落ちの点数だったのに2位にまで盛られたんだよね。ちなみにGPFはまともな採点ならコリャダが優勝だったとのこと。
◯四大陸選手権
ジャッジGOEー解析サイトGOE=22.34(SP9.51+FS12.83)
こんなに盛っても優勝できなかった件。四大陸はボーヤン優勝できてよかった。
◯平昌五輪
ジャッジGOEー解析サイトGOE=16.09(SP8.42+FS7.67)
いつもより控えめとはいえそれでもこんなに盛ってる・・・。冒頭の4Loの見逃しは酷かった・・・。
宇野選手ほどではないが、ネイサンとハビもGPS等では結構盛られていた。しかし五輪ではそれほど盛られることがなく、ただ1人宇野選手の採点だけが悪目立ち。
見えてきた法則性。
まず、とりあえず、ガンディさん解析によるGOE差がほとんどない選手は、
羽生とボーヤン(ホーム中国本土の試合除く。台湾4CCはガチレベル)2点台の盛りが常態なのがコリャダ
6点台の盛りが常態で、勝たせたい相手が同試合に出場している時は盛りが10点台まで増えるのがハビ、ネイサン
常にGOEのみで20点台、基礎点見逃し分含めると30点からの盛りがあると見られる極めて異常な盛り
宇野
となりました。
【検証】TOP選手6人のジャッジGOEと解析サイトGOEの差。一覧表にしたら愕然とした件。
一応ネイサンとハビのも載せておく。
◆ネイサン
◯ロステレコム杯
ジャッジGOEー解析サイトGOE=5.57
この試合の総合点
ネイサン:293.79
羽生:290.77
293.79-5.57=288.22
290.77-0.5=290.27
GOEの盛り分をひくと羽生が逆転していた計算になる。
◯スケートアメリカ
ジャッジGOEー解析サイトGOE=6.02
◯GPF
ジャッジGOEー解析サイトGOE=10.64
◯平昌五輪
各試合で6~10点は盛られていたが、五輪のSPの詳細分析はなかったのでフリーだけになるが、フリーのGOE差は1.63でそんなに盛られなかった。米国ジャッジの盛り(フリー225点)は異常だったけど上下カットで削られたから。
◆ハビエル・フェルナンデス
◯オータムクラシック
ジャッジGOEー解析サイトGOE=12.98
総合点が
羽生:268.24
ハビ:279.07-12.98=266.09
GOEの盛り分をひくと羽生が逆転していた計算になり、4Sの回転不足も見逃されているためそれを含めるとさらに点差が開く。
◯GPS中国
ジャッジGOEー解析サイトGOE=6.13
SP:90.57
FS:162.49
◯フランス
ジャッジGOEー解析サイトGOE=6.15
SP:107.86
FS:175.85
違う試合なのにジャッジGOEー解析サイトGOEがほぼ同じ。
◯平昌五輪
SP1.94+FS0.31=2.25
GPS等では盛られていたハビだが、五輪ではそんなに盛られなかった。
五輪はハビが銀だと思っていたのでほんとに驚いたよ・・・。ここにきてジャッジどうした?という感じ。
宇野選手だけが五輪で1人だけ16点も盛られたということになる。ほんとに裏でなにがおこなわれているんだか・・・。