宇野昌磨選手のジャンプに厳しい指摘|マッシミリアーノとアンジェロ

海外解説者達が宇野昌磨選手のジャンプに対して指摘しているのは当ブログでもお伝えしてきました。

なかでも、イタリアのポッドキャストにてマッシミリアーノさんとテクニカルの資格を持つアンジェロさんの辛辣な意見が飛び交っているのはご存知の方も多いでしょう。

日本語訳が出ていない部分を訳してくれた方がいますのでこちらでご紹介します。

伊ポッドキャスト「Kiss & Cry – Episode 5」 1.3 – Men 

原文:https://the-a-factor-fs.tumblr.com/post/167060861775/kiss-cry-episode-5

(A): What about Flip?
フリップはどう? 

(M): Flip we have Nathan Chen, Uno Shoma, Vincent Zhou, Ukrainian Paniot
– the first European Skater to land it.
フリップはネイサン、ウノ、ビンセント、ヨーロッパで初着氷したウクライナ 
   のパニオットがいるね。

And I suspect we will see more and more athletes trying it because
Shoma Uno opened a door.
僕が思うに、ショウマ・ウノが扉を開いたので、これからますます多くの 
   アスリート達がトライするのを見ることになりそうだよ。 

Showing that nicking something away from the take off, you can bring
home high GOE. And there are many athletes who are trying to add that
element on their repertoire.
テイクオフから離れ何かを誤魔化すと高いGOEを持ち帰れることを示したからね。 
   それをレパートリーに加えようとしている多くのアスリートがいる。 

※「nicking something」=「何かを盗む」「何かを誤魔化す(騙す)」という英語スラング 

その後、男子には通常Lzが得意でFが苦手というパターンが多いという話から 

(A): But the case to the contrary really are many.
しかし実際には逆のケースも多いよね。 

I don’t think we even need to speak about Uno and his Lutz – a jump
that is aesthetically ugly and taken off on an inside edge.
ウノと彼のLzについては話す必要すらないと思うしね。 
   -審美的観点から醜いし、インエッジのテイクオフだし。 

(M): One of the best examples of a “Flutz.”
”フルッツ”の最高例のひとつだよ。

(A): Indeed. I’d say it is quite impossible to miss.
まさに。僕なら見逃しなんて到底不可能だよ。 

 

ポッドキャストでは、このようなことも指摘されている。

現在、男子シングルには離氷時に氷上で半回転以上の回転を稼ぎ、 
時には着氷時にも少し回転を稼ぎ、空中では3回転と少ししか回っていない4回転ジャンプで 
GOE+2をもらう選手がいる。 
実質ほとんど3回転ジャンプなのに4回転ジャンプと見なされている。 
これは解決しなければならない深刻な問題の一つだ。 

そもそもフリップとルッツはジャンプの性質上、多少のプレロテは仕方がない 
問題は程度なのだ。どこまでを許容範囲にするか 
例えば氷上で明らかに半回転、あるいはそれ以上回っている選手は 
実質3.5回転、または2.5回転しかしていないわけで、 
更に着氷後にも回転を稼ぐ4回転ジャンプはもはやほとんど3回転ジャンプだ。 

でも僕にとって宇野昌磨選手の4フリップの一番の問題はプレロ―テーションではなく、 
本来トゥジャンプであるはずのフリップをフルブレードで踏み切っていて、 
ほとんどエッジジャンプのループと同じ跳び方になってしまっていることだ。 

こうなると単なる回転の問題だけでは済まされない。 
プレロテ云々以前にジャンプ技術に大きな問題があると言わざるを得ない。 
プログラムの中でループ、フリップ、ルッツを跳んでいても、 
実際にはループを3回跳んでいるようなものだ。 

選手が4F、3Lzと申告している以上、 
テクニカルスペシャリストはこれらの要素をループとコールするわけには行かず、 
でも実際にはループのようなジャンプに見えるわけだから、彼らも困惑するだろう。 

男子ではプレロテのないクリーンなジャンプを正しい技術で跳び分ける選手達が存在する。 
だからこのようなジャンプを回転不足判定にしないどころか、 
GOEでプラス評価まで与えると、正しいジャンプを跳ぶ選手が 
間接的にダメージを被ることになる。 
何らかの措置を取るべきだ。

マッシミリアーノ「3.5回転しか回っていない4回転ジャンプはDGだ」

 

海外ではこのように宇野選手のジャンプ技術に対して解説者達から指摘されているにも関わらず、日本のスケ連、OBOG連中、マスコミはこぞって宇野選手を持ち上げている。

あちこちで回転不足が指摘されたから「4T簡単すぎて回り過ぎちゃう」キャンペーン真っ最中。フィギュアスケートTVで八木沼と西岡まで「回りすぎる」発言をしている始末。オーバーターンを褒めるというのも異常だけど、回りすぎるってのもあたかも空中で回りすぎてるとミスリードさせてるんだよね。

実際はプレロテの許容範囲を超えてる不可解なジャンプで高さもないから滞空時間も短くすぐ降りてくる。うまく止まれず着氷で腕をブン回してムリヤリ止めるため汚い着氷になる。

 

村主が「ジャンプでも、スピンでも、回転することが難しいと思われているけど、実は回転を止めることも結構難しいことが初心者やアダルトスケーターを教えてわかった」とツイで言ってる。

 

回転を止める技術がないのを「回りすぎてー」とごまかす。それも「簡単すぎてー」と言ってるのだからほんとにわかってないんだろうと呆れ果てる。樋口美穂子や山田満知子なんかのコーチも、回りすぎる対策でわざと回転不足ジャンプや両足着氷ジャンプの練習をさせてたりと、周りも揃いも揃ってどうかしてるとしか言いようがない。

 

ここ最近のOBOG連中やマスコミによる宇野選手のジャンプ擁護は、海外解説者や海外スケオタ作成動画により宇野選手のジャンプが検証され世界中に拡散されたことからの焦りだろう。

だからって正当化させようと印象操作したところで、実際のジャンプがクリーンじゃないのだから無意味にも程がある。擁護してるスケオタはルール知らないか、悪質な印象操作に騙されてる馬鹿ばかりだし。

長年美しいフィギュアを好んで見てきた人は特にとても受け入れ難いジャンプだろう。高橋より酷いジャンプなのだから。

 

ところが嘘ばっかりついて視聴者を騙すことに一生懸命な日本のフィギュア関係者。フィギュアスケートTVなんか一般人が見るわけないのに何やってるんだろう。

 

このどす黒い闇はなんなのか?

 

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