世界選手権2018男子SPの見逃し爆盛り採点が酷すぎる件

2018年の世界選手権の男子SPが終わったが、イタリア解説のマッシミリアーノが「これまで見た試合の中でも最悪なものの1つ」とツイ。名古屋GPFの時も史上最悪の試合と言っていた。

宇野選手が予想通り相変わらずの見逃し爆盛りで他の男子もいくつか見逃しがあったが、ボーヤンに対しては酷い採点だ。

マッシミリアーノ

過去最悪な試合の1つって当然だ。誰が見ても酷い採点。

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プロトコルとジャッジ

男子SPスコア

ネイサン 101.94
コリャダ 100.08
ジョウ 96.78
ボーヤン 95.85
宇野 94.26
キーガン 93.00
ビチェンコ 90.99
ミーシャ 86.01
ラトデニ 84.25
マヨロフ 82.71
友野 82.61

www.isuresults.com/results/season1718/wc2018/wc2018_Men_SP_Scores.pdf

各国ジャッジの採点

 

宇野昌磨選手

毎度のことながら最も不可解な採点だった宇野選手。

爆盛りを想定して完全ノーミスで94~95くらいだと思われていたものが蓋を開けてみればミスありでも94。構成落としてミスありでPCSは据え置きとかありえない。

町田や高橋以下の構成
4T    +2.29
3S-2T  -1.40
3A    +2.43

怪我なくても3Lzが入れられない。トップ6人の中で毎回1人だけ3Lzが入れられず3S3T 、女子は3Lz3Tを当たり前に跳んでるというのに。

3S-3Tは失敗して3S2Tでもなく3Sターン2T。3Sも回転不足。ターンは入っても足をつかずにそのままセカンドが跳べたらコンボとして認められるけど、途中で足ついたときは流れが途切れていたらダメ。結局テクニカルのさじ加減で認めたい選手は認められ、認めたくない選手には認められない類だと見たほうが良い。案の定、特別ルールの宇野選手はコンボを認められた。
3Sの低さにも驚いた。あんな低いジャンプ跳ぶシニア男子見たことない。
3Aも低空でフリーレッグついてたのに加点2.43つくとかありえない。

ステップは速報時レベル3判定だったのが発表時にはレベル4に。

この内容ならPCSは本来40前後が妥当だったしそれだけで6点低くなるし、URもちゃんと取ってたら85前後だったね。

かつ、スピンの前につまずくミス。

この出来で平昌以上のPCSを得てPCS1位、SP94点というふざけた採点だ。

TRに9.75も出したカナダジャッジ。

Judge No.7 Ms. Susan BLATZ

http://www.isuresults.com/results/season1617/jgpjpn2016/SEG001OF.HTM
Judge No.2 Ms. Susan BLATZ CAN

今回だけなら大人の忖度ってやつもあるのはわかるけど宇野選手の場合は毎回だからね。

 

PCS

PCSも酷い爆盛り。ステップつまずいてもPCS1位で平昌より上の点が出てるんだよね。

TES7位 PCS1位←←←←←←

TESも見逃し爆盛りなので本来ならTES7位ですらないのだが、これでPCS1位って・・・。
さすがUSM高橋大輔選手の後継者であからさまなPCS救済だ。グダっても絶対にPCSは下がらない。
平昌SPより高いPCS。

2015NHK杯で世界最高得点を更新した羽生選手のSPのPCSが46.89で今回の宇野選手のSPのPCSが46.36

あの演技と同等の演技構成点を得るとは・・・PCSが崩壊してる。

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ネイサン

転ばなければジャンプはOKでPCSも盛られるのがなぁ。4Fは完全にURだったのに見逃され両足着氷も刺されず。
今回は着氷が酷いのばかりだからGOEは伸びずまあ妥当だった。

4Fステップなし。ちゃんと4Fに-2付けたのはJ2中国、ウズベキスタン。J2は他の選手も単独ジャンプにマイナス付けてるからちゃんと見てるんだろう。ステップなしはマイナス3か要素未達にすべきだけど。

本来なら単独ジャンプにステップは必須なんだけどね。もう採点もめちゃくちゃだし実質無いと考えていいルール運用なんだな。ただ無くても(ジャッジによっては)マイナスにはならないけどGOEは伸びてこないってのが現状。

 

ボーヤン

ボーヤン4Tで回転不足を取られた。

ボーヤンの4Tは回転不足取られるのに宇野選手のこれは回転足りてるんだって・・・(平昌五輪フリー4Lo)

映像しっかり残ってるのにこの明らかな回転不足が回り切ってると判定するなんておかしい。

後の宇野選手に不安があるからボーヤンの4TでUR取ったのだろう。
宇野選手のジャンプはUR取られずボーヤンが取られるとかあまりにおかしい。

高橋大輔選手を優勝させた2013NHK杯を思い出すよ。
クリーンなクワドを跳んだのに不当なURを取られた織田とボーヤンが被る。

2013NHK杯SPの織田信成と高橋大輔選手の4回転ジャンプの疑惑の判定

ボーヤンは高橋がいることによって下げられていた織田小塚と同じ扱い。
下げられても下げようがない圧倒的な実力を示さないと上に行くことはできない。

 

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各選手のジャンプ動画

各選手のジャンプのスロー動画わかりやすい。

ボーヤンの4T取るならネイサンの4Lzも取らないとおかしいし4Fは完全にURだった。
宇野選手の4T&3S・ネイサンの4Lz&4F・ジョウの4Lz&セカンド3T&4Fも取られないとおかしいレベル。

ボーヤンはフリーでノーミスしても宇野選手のためにまた得点を抑えられるだろう。
宇野選手は攻めの構成そのままでミスがあってもほぼスルーでPCSも据え置きだから台乗りはするだろうね。

アメリカはなにがなんでもネイサンとジョウの2人を台乗りさせてネイサンには金メダルを取らせたい。
日本は宇野選手を台乗りさせたい。コリャダはフリーノーミスしない限り厳しいしボーヤンもまた下げ対象になる。

となるとやはりネイサンジョウ宇野選手の3人が台乗り予定かな・・・。宇野選手は実質3回転でも4回転と見なされるし回転不足も見逃されるからジョウの上になりそう。だからまた銀か、ネイサンの出来によっては金も有り得る。2017世選の羽生選手の5位から逆転金メダルのシナリオをなぞろうとしている感じ。

ジャッジは茶番もいい加減にしろよ。

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