気候も暖かくなり、いよいよ梅の季節になりましたね。
梅を使ったレシピは色々ありますが、梅ジャムの作り方は梅酒に次いで意外と簡単です。煮詰める時間がかかるので大変ですが、出来上がった手作りの梅ジャムは、あなたのオリジナルなのでひときわ美味しさを感じることでしょう^^
梅ジャムはお料理にも使えるので、作って保存しておくと便利です。
ここでは以下のように、梅ジャムについてのレシピ等をまとめています♪この記事を参考にしていただければと思います☆
梅ジャムの作り方
梅ジャムを利用したお料理
梅ジャムの保存の仕方
目次
梅ジャムの作り方
まずは、基本的な梅ジャムの作り方をご紹介します。
出典 : http://sylphes2.blog70.fc2.com/blog-entry-411.html
・材料
- 梅 1㎏
- 砂糖 800g
・作り方
① 青梅をさっと水洗いする。梅のなり口についている小さな枝を竹串で取り除いておく。
② 鍋に入れた青梅に水を注ぎ中火にかける。手でかきまぜながらゆでる。水の温度が50度ぐらいになったら、水を捨てる。また、水を加えて手でかき混ぜ、50度ぐらいになった水を捨てる。これを2~3回繰り返す。
③ ゆで上がった青梅をザルにあげて冷ます。
④ 種を取り除く、果肉を包丁で細かくする。果肉をなめらかにしたい場合は、裏ごしをする。
⑤ 鍋に細かくした果肉と砂糖の三分の一を加えて良くかき混ぜてから中火にかける。焦げないようにかき混ぜながら煮る。
⑥ 煮立ってきたら、砂糖の半分を加えて5分程煮た後弱火でさらに5分程煮る。
⑦ 丁寧にアクを取り除きながら残りの砂糖を全て加えて、さらに15~20分煮る。果肉がトロリとして透明になってきたら出来上がり。熱い内に殺菌した容器に入れる。
※砂糖の量の調節は可能ですが、ジャムを長期保存する場合には砂糖の量を減らすことはおすすめしません。
梅ジャムを使ってつくる簡単レシピ!
酸味がある梅ジャムはお料理との相性がとても良いです。ここで、そんな梅ジャムを使ってつくる簡単レシピを3点ご紹介します。
鶏の梅ジャム煮
15分位でできます。鶏肉の皮がないのでカロリーを抑えることでできますし、野菜も同時に摂ることができますのでとてもヘルシーな料理。少し多めに作ると、お弁当のおかずにも使えますよ。
出典 : http://cookpad.com/recipe/3187182
・材料(4人分)
- 鶏もも肉 (皮なし) 280g
- 梅ジャム 大さじ1
- 酒 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- キャベツ 4~6枚
- 大葉 4枚
- トマト 大1個
- かいわれ大根 適量
・作り方
① 鶏肉を一口大に切り、フライパンに調味料と入れて混ぜて15分蒸し焼きする。
② 途中、鶏肉をひっくり返し、まんべんなく照りがつくようにする。
③ 大葉とキャベツを千切りにしておく。トマトも食べやすいように切っておく。
④ 焼けた鶏肉をキャベツと大葉の千切りの上に乗せる。その上にかいわれ大根を飾る。
チキングリル 梅ジャム&ワインソース添え
オシャレな感じがするお料理。付け合わせの野菜に工夫すれば、おもてなし料理にもなります。
出典 :http://cookpad.com/recipe/620001
・材料 (4人分)
- 鶏もも肉 2枚
- クレイジーソルト 大さじ2
- ローズマリー 2~3本
- はちみつ 小さじ四分の一
- 水 50㏄
- 赤ワイン 100㏄
- 梅ジャム 大さじ3
- 塩 少々
- 粗挽き黒コショー 少々
- バター 10g
・作り方
① 鶏肉は二つに切っておく。ローズマリーは、葉を枝からはずしておく。
② ビニール袋に、水、はちみつ、クレイジーソルトを入れて混ぜる。その中に、二つに切った鶏肉とローズマリーの葉を入れて、よくもみこむ。
③ 空気を抜くようにしてビニール袋の口を閉じて、冷蔵庫で10~30分寝かせる。
④ オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上に鶏肉を並べる。空いた場所に半分に切ったエリンギを置く。
⑤ 180℃で15分、200℃で10分、鶏肉にしっかりと焦げ色がつくまで焼く。
⑥ 小鍋に赤ワインと梅ジャムと入れて煮つめる。
⑦ 火を止めて、バターを加え、塩、コショーで味をととのえる。
⑧ 皿に盛った鶏肉とエリンギの上にソースをかけてできあがり。
いわしの梅ジャム煮
基本的なお料理です。しょうがを使って煮るいわしとまた違う味わいを楽しめますし、お酒にも合いますよ。
出典 : http://cookpad.com/recipe/920398
・材料
- いわし 4尾
- 青梅ジャム 大さじ2
- しょうゆ 大さじ4
- 酒 100㏄
- 水 100㏄
- みりん 大さじ3
・作り方
① いわしは、うろこ、内臓、頭を取り除いておく。
② 鍋に、梅ジャム、しょうゆ、みりん、水、酒を入れて火にかける。沸騰してきたら、①に下処理をしたいわしを入れる。15分ほど、落し蓋をして煮る。
③ 強火で、煮汁がなくなるまで煮てできあがり。
では最後に、お料理にも使える梅ジャムの保存方法も知っておきましょう。
梅ジャムの保存方法
砂糖をたっぷり使って作った梅ジャムは、長期保存が可能です。
・保存用具の煮沸消毒
長期保存の際、清潔に保つため、ジャムを瓶詰めする前に、ジャムを入れるスプーン、瓶、蓋を煮沸消毒します。
・保存後の冷まし方
長期保存する場合は、梅ジャムをいれた瓶をしばらく湯煎してから蓋をしましょう。蓋を下に逆さまにした状態で冷ましてください。未開封の状態で、1年ぐらいは保存が可能です。
ジプロックを使った冷凍保存がおすすめ!
長期保存する場合は、砂糖を多めに作ったほうがいいです。しかし、甘いものが苦手な方は砂糖を少なめに作る方もいるでしょう。砂糖を少なめにして作ったジャムは、ジプロックに入れて冷凍保存するといいです。ジプロックはしっかりしたものを利用してください。
冷凍庫内での保存では、他の冷凍食品と重なり袋が破損することがあります。その際にできた穴などから、冷蔵庫の臭いがジャムにつきますので注意してくださいね。
まとめ
・梅ジャム作りの手順の「水から50度位の温度で梅をゆでる」作業が大切。梅のアクをしっかり抜いておく!これが、美味しい梅ジャムのポイント。
・梅ジャムは料理にも使える!特に鶏肉との相性が良い。
・梅ジャムは、長期保存ができる。ただし、砂糖の量がしっかり入ったものに限る。
・梅ジャムを長期保存するには、瓶、蓋、用具の煮沸消毒が必要。
・砂糖が少なめの梅ジャムは、冷凍保存する。その際には、丈夫なジプロックを使うこと。
お料理にも使える梅ジャムのレシピと保存方法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。今年はあなたも美味しい梅ジャムづくりにぜひ挑戦してみてくださいね。
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