花火という音と光の芸術が存分に楽しめる多摩川花火大会は、東京の夏の風物詩として定着しています。毎年70万人もの人出で大変混雑しますが、そんな多摩川花火大会にも穴場スポットがあります。会場へのアクセス方法なども合わせて2016年の情報を以下のようにまとめてみました。
・多摩川花火大会って?その見どころは?
・2016年の日程
・穴場スポット&アクセス方法
・会場への駐車場&アクセス方法
今年の多摩川花火大会も私達を楽しませてくれるでしょう。
目次
多摩川花火大会って?その見どころは?
多摩川花火大会は、「世田谷区たまがわ花火大会」、「川崎市制記念多摩川花火大会」の2つの花火大会が合同したもので、多摩川の2箇所で同じ日程に開催されます。両大会は本来別々の大会でしたが、開催場所が隣接して1994年以降はおおむね同日開催になっています。
多摩川花火大会は世田谷側と川崎側でともに約6000発ずつの花火を打ち上げ、単純計算で約12000発の花火を打ち上げます。
出典:http://blog-imgs-32.fc2.com/
観客数は両大会あわせて通年70万人程度の人出で賑わう、とても大きな花火大会です!見どころはスターマイン、ナイアガラ、そして川崎市側では音楽と花火を融合させた「ハナビリュージョン」です。
「世田谷区たまがわ花火大会」の方は毎年花火大会のテーマが決まっており、2016年は『華 ~未来に向かって咲かせよう輝く夢の大輪~』がテーマになっています。
2016年の日程
平成28年8月20日(土) ※荒天の場合は中止。順延なしなのでご注意を。
花火打ち上げ時間:19:00~20:00
出店時間:15:00~21:00
※多摩川クリーン作戦:平成28年8月21日(日)
会場:世田谷区立二子玉川緑地運動場
問合わせ先:せたがやコール(03-5432-3333)
川崎側の方はまだ今年の日程については発表になっていませんので、詳細は公式サイトで確認して下さい。
問合せ先:サンキューコールかわさき(044-200-3939)
公式サイト:http://www.k-kankou.jp/
穴場スポット4選&アクセス方法
・北見方少年野球場近辺
・宇奈根球場近辺
・宇奈根公園
・多摩川遊園
<穴場スポットの地図>
・北見方少年野球場近辺
第三京浜道路を挟んで対岸は有料協賛席になのですが、第三京浜より下流側でも花火がキレイに見れる穴場スポットになっています。
最寄り駅:南武線「武蔵新城駅」・徒歩約25分
・宇奈根球場近辺
この辺りの河川敷は打ち上げ場所より少し離れていますが、打ち上げ場所が近いため世田谷の花火の方がよく見え、人ごももそんなに多くなく、穴場スポットです。
最寄り駅:南武線「久地駅」・徒歩約17分
・宇奈根公園
世田谷区側から少し距離があるため、ここも人混みは比較的緩やかで見やすい穴場スポットになっています。
最寄り駅:東急田園都市線「二子玉川駅」・徒歩約24分
・多摩川遊園
打ち上げ場所からは距離があり、花火打ち上げ会場からは距離があるので、人混みはあまりなくゆったりと花火が観賞できる穴場スポットです。ただナイアガラは少し見にくいかもしれませんが、打ち上げ花火は良く見えます。
最寄り駅:東急大井町線「等々力駅」・徒歩約16分
会場への駐車場&アクセス方法
出典:http://chiebukuro.atarashisouta.com/
・駐車場
多摩川花火大会会場の駐車場はありません。また当日は交通規制及び駐車違反の取締りも強化されているので、公共交通機関を利用しましょう。
・アクセス方法
自動車の場合:多摩川花火大会当日、会場には自動車の来場は禁止です。多摩川両岸道路は大規模な交通規制が行われていて侵入できません。またバイクや自転車なども禁止対象です。ですので、花火を見たい場合は、徒歩か公共交通機関の利用になります。
路線バス:
- 花火大会当日、世田谷区側の左岸方面は、16時~17時頃から路線バスが全面運休・区間運休に。
- 川崎市側の右岸方面は夕方一部区間運休。新二子橋バス停が花火大会会場の最寄りのバス停です。また、花火大会終了後はバスが増発運行をします。
電車:
- 世田谷区側の左岸方面の最寄り駅:東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅・上野毛駅」
- 川崎市側の右岸方面の最寄り駅:東急田園都市線「二子新地駅」
※入場制限をされる場合あり。近隣駅である「高津駅・溝の口駅」・南武線「武蔵溝ノ口駅」から徒歩で花火会場に向かうのがおすすめ。
※花火大会当日、東急田園都市線・大井町線・東京メトロ半蔵門線は臨時ダイヤでの運行となり、電車の増発対応で、田園都市線は全ての電車が各駅停車になります。
場所取りの際の注意点
場所取りをするにあたって、注意点があります。花火大会の会場には無料の観覧席もあるので、花火大会当日よりビニールシートなどでの場所取りが可能です。しかし、前日までに敷かれたビニールシートなどは市によって撤去されます。ですので、場所取りをする場合は当日になってから行うようにしましょう。
また、当日は河川敷でのバーベキューも禁止されています。多摩川河川敷でジュージュー肉や野菜を焼いて楽しみたいと思っているのなら、この日は避けて別の日にしましょう!
まとめ
以上、2016年の多摩川花火大会の情報をまとめましたがいかがでしたでしょうか。世田谷区の方は東日本大震災復興支援物産展の開催も花火大会当日は予定されているようなので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょう。
多摩川を挟んで2つの花火大会が同時に見られる、この多摩川花火大会。夏の終わりが近づいてきた東京の夜空を彩る素敵なイベントなので、夏休みの思い出作りにぜひ行ってみてくださいね♪
コメント