出典:http://plaza.rakuten.co.jp/snowfreesia/diary/201007300000/
『子供に浴衣を着せて、夏祭りや花火大会に連れて行きたい!でも出来るなら作ってみたい』そう思っている人は意外と多いようですね。子供達も手作りの浴衣を着せてもらうと、買ってきた服を着る時よりも気分が高まるようです。
それに、浴衣を作ってあげたという思い出が作り手には残りますし、手作りできるのならやってみたいところ。でも、実際に浴衣を着つけて出かけると、トイレが大変だったり、着崩れしたりして意外と大変だったりしますよね。
しかしそんな悩みを解消してくれるのが、セパレートの浴衣です。
そこで今回は、型紙がなくても手軽に作れるセパレートの浴衣の作り方をご紹介しますのでぜひ挑戦してみてください♪
子供の浴衣の手作りって難しい?
浴衣を子供に手作りするためには、型紙さえあれば、あとは違う生地を用意すれば、色んなパターンの浴衣を作れますし、初心者の方でも作りやすくなっています。たいていは型紙と生地を用意し、それに合わせて切ったり縫ったりして作り上げます。
浴衣は着物なので大変だと思っていませんか?確かに浴衣は着物なので縫い上げるのは一苦労だと考えている人も多いことでしょう。
そこでもっと簡単に手作りできないかということで出来たのが、最近流行りのセパレート浴衣です。これなら思ったほど難しくはなく、縫い物が苦手な人でもちょっと頑張れば出来るでしょう。
セパレート浴衣の作り方
セパレートの浴衣は型紙なしでも作れます!もともと、着物や浴衣には型紙はありませんでした。今でも、和裁士さんは型紙なしで作り上げます。
セパレートタイプの浴衣というのは、甚平に近いような浴衣で、甚平とは違い、ワンピースになっていたりスカートになっていたりします。
こんな感じですね。
セパレート浴衣の基本は甚平なので、まず甚平の作り方を見てみましょう。
上着の部分は甚平と同じ作り方です。じっくりと動画をみて参考にしてください。
女の子の場合は、下の部分は同じ生地でスカートやワンピースを作りましょう。そうすると上着の部分を脱いでもワンピースなら、それだけでも過ごすことが出来ますので一石二鳥です。
【甚平の作り方】
■上の部分の作り方
袖を縫いつける前の段階までの作り方
■甚平ゆかたのえりの作り方
下の部分の作り方のコツ
女の子のスカートのウェストは、ゴムでOKです。少しタイトなスカートにすると、帯を締めたときに本物の浴衣のようになるのでおすすめです。
男の子のパンツは、少し短めにズボンを作るようにするといいと思います。そうすれば子供が動き回っても邪魔になりません。
以下のサイトは分解図や寸法が詳しく図解入りで説明されています。ぜひ参考にしてください。

浴衣の手作り、どんな生地が向いている?
・コットン生地
肌触りがよく涼しい生地で吸水性がよく、熱にも強くて丈夫なので、子供用の浴衣を作るのにはいい生地です。
・リップル生地
凹凸のある生地です。そのお陰で汗をかいてもべたつき難く、いつまでもサラッとしています。浴衣を着るのは、やはり夏が多いので肌触りがやさしいリップル生地もおすすめですよ。
※どちらの生地もかわいいデザインのものが沢山あるので、好みで好きなのを選んで浴衣にしてみてください。
まとめ
セパレート浴衣についてまとめてみました。基本は甚平をアレンジして作るので、全く何も裁縫の経験がないという場合は、素直に型紙を使ったほうがいいと思います。失敗して生地を無駄にしてしまうよりはずっといいですしね。
ただ、どういう方法にしろ、キレイな浴衣が出来上がって、それを着た子供たちが嬉しそうにしてくれる姿を見たら、苦労した甲斐がきっと報われると思うので、がんばって是非トライしてみてはいかがですか?
一度苦労して作りあげたら、それ以降はきっと楽に作れますよ^^
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