秋刀魚のきれいな食べ方のマナーをマスターしよう!
あなたは秋刀魚を正しく食べることできますか?20歳以上の大人の人でも、意外に正しいマナーを知らない人が多いそうです。
人の家で秋刀魚をご馳走になる時や、上司と定職を食べに行くことになった時に恥をかいたという話をよく耳にします。
昔から食卓の定番である秋刀魚ですが、正しい食べ方を教わる機会はなかなか無いものですよね。今更人に聞くことも気まずいし、何となく覚えている程度で食べている人が多いと思います。
逆に秋刀魚をきれいに食べることで「育ちが良い」と思われて好印象を持たれたというケースも少なくありません。
焼き魚を出されても堂々と美味しくいただけるように、正しいマナーを身につけておきたいですよね。
そこで、ここでは正しい秋刀魚の食べ方を以下の内容で紹介していきます。
・秋刀魚の正しい食べ方
・食べる時に注意すること
・家だけ限定!簡単な骨の取り方
・きれいに食べる人とそうでない人の違い
秋刀魚の食べ方のマナー
焼き魚の食べ方は、どの魚も同じです。秋刀魚の食べ方を覚えれば、どの焼き魚が出てきてもきれいに食べることができますよ。
秋刀魚は身が柔らかくて骨が取り除きやすいので、食べ方さえ知っておけば簡単にきれいに食べられますよ。
- 中心(中骨に沿って)お箸で頭から尾にかけて切れ目を入れます。
- 中骨の上側の身を、食べる量だけ頭側から食べていきます。
- 食べるときに頭から尾まで広げてしまわないで、食べる量だけ少しずつ剥がして食べていきましょう。(秋刀魚が冷めないようにすることがマナー)
- 背びれの骨は食べても大丈夫です。
食べられない場合はお皿の左上にまとめるように置いていきましょう。
- 剥がし方は、身は頭側から手前に剥がしてください。
- 小骨はお皿の左上にまとめるように置きながらたべましょう。(小骨の太い方から細い方へ取ると簡単に取れます)
- 身は頭側からお腹に向けて食べていき、お腹から尾に向けて食べていきます。
- はらわたが食べられない人は、骨を置いているお皿の左上にまとめておきましょう。
- もし食べているときに小骨が口に入ってしまった時は、左手で口元を隠してお箸で取りお皿の左上に置きましょう。
- 左手で尾をもち、尾の付け根の中骨の下にお箸を入れて身を抑えます。中骨から頭が取れてしまわないように気を付けながら頭まで剥がしてください。
最後に頭と骨だけが残るように食べるように意識しましょう。
- 残った小骨を身から取り除きます。
- 下側の身を同じように頭側からお腹へ、お腹から尾に向かって食べていきます。(細かい身がお皿に残らないようにきれいに食べきることもマナーです)
- 全て食べ終わったお皿に身が残ってない状態で、骨や頭がお皿の左上にまとまっていれば大丈夫です。
こちらの秋刀魚の食べ方の動画も参考になりますよ^^
秋刀魚の食べ方でやってしまいがちな注意することは?
秋刀魚と大根おろしと柑橘類をまぜる方もいると思いますが、マナーから考えると間違っています。その方が美味しい!という人もいますよね。私も大根おろしと醤油に秋刀魚を浸すような食べ方が大好きなのですが・・・
しかしマナーとしては実は恥ずかしいことなのです。このような食べ方は家だけにしておきましょう。
・醤油は大根おろしにかけるようにしましょう。
・すだち・かぼす・レモンなどの柑橘類はお箸を入れる前に全体にかけましょう。
かけるときは、周りに飛び散らないように手を添えて皮の上から絞るようにしてください。
(中骨を剥がす前に柑橘類の余った汁をかけると中骨が剥がれやすくなるとも言われています)
・大根おろしは、身を一口大にしてから上にのせて一緒に食べるようにしましょう。
秋刀魚の食べ方より、細かいところで失敗してしまうことも多いようです。
家では自分の好きな方法で食べますよね。つい外で出てしまわないように気を付けましょう。
家だけ限定!秋刀魚の骨の取り方裏技
せっかく楽しい家族との食事は、マナーも大事ですが楽しく食べたいですよね。漁師の人が教えてくれた簡単な魚の食べ方です。
身を開くことなく、骨だけを最初に取り除いて食べられますし、途中、手を汚すこともなくきれいに食べられます。
(こちらはマナーとしては良くないので家だけにしてください^^)
・尾を折ってしまいます。
・背びれ側おお腹側をお箸で潰して、中骨から身を剥がします。
・頭の根元をお箸でつまんで身を固定させます。
・頭を持ち中骨を下に引っこ抜きます。
頭と骨はきれいに取り除かれるため、見た目はきれいなまま食べられる身だけがきれいに残るのです。
骨の心配もなく安心してバクバク食べられますよ。
しかしマナー行儀は大事です。
きれいに食べられる人と汚い人では印象は全然違うものですよね。
きれいに食べる人とそうでない人の違い
食べ方のマナーを良くすることで、実は周りの人の反応も変えてくれます。
例えば、あなたが食事をしながら、悩みを相談したとします。一人は秋刀魚をきれいに食べる人、もう一人はそうでない人が真剣にアドバイスをしてくれました。
あなたはどちらの人のアドバイスを聞く気になりますか?
食べ方が汚ない相手だと、下手したら、なんだか相談したことも忘れてしまいそうですよね。
きれいに食べることで信頼が生まれることもある!ということを忘れないでください。
・秋刀魚(魚)を正しく食べる人は、細かいところまでこれだけきれいに食べます。
出典:http://missynu2008.camcolle.jp/blog/ozaki/gourmet/item_2525.html
普段からきれいに食べる人は、どこに食べられる身が残っているかを分かっているのですよね。
・正しく食べていないと身がどうしても残ってしまいます。
普段から慣れていないと身がバラバラになってしまい、どこを食べて良いのか分からなくなるようです。正しく食べるということはマナーだけでなく、食べ残すことが無くなるコツでもあるのです。
魚を食べるのは、特に難しいですよね。まるでパズルのようだと思いませんか?
これを魚の形にしてください。と言われた時に順番が分かっていればすぐに魚の形を作り上げられますよね。しかし順番を知らない人は、どうしても一つ残ってしまった!一つ足りない!と騒ぐことになります。
秋刀魚の食べ方も一緒なのです。食べ方さえ知っておけば身をバラバラにすることなく、スムーズにきれいに食べることができるのです。
まとめ
秋刀魚を正しく食べることは、なんか面倒臭そうだし大変そうと私も最初は思いました。しかし慣れてしまうと本当に簡単で、逆に最後に骨だけがきれいにまとめられたお皿を見ると「今日もきれいに食べきった」と満足できます。
・表部分の頭側から尾側へ食べる
・頭が取れてしまわないように箸で押さえながら、気を付けて中骨を取り除く
・残った小骨を取り除く
・下側も同じように頭側から尾側へ向かって食べる
・骨はお皿の左上へまとめていく
簡単な順番はこうです。慣れてしまえば秋刀魚の食べ方は簡単です。秋刀魚の正しい食べ方は、どの焼き魚を食べるときも同じなのです。
フランス料理などのマナーとは違い、上品なだけではなく昔の人の知恵がつまった効率的で無駄を無くす方法でもあるのです。正しい食べ方を覚えていただけましたか?
これから秋刀魚だけではなく焼き魚を食べる時には、食べることが楽しく感じられるかもしれませんよ。
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