自由研究になにをしたらいいのか、小学5年生のあなたは今、こまっていますね?
でもそれは、かんたんなことなのです。あなたがいつもやっていることが、じつは自由研究のテーマになるのです。たとえば、「おうちで料理の手伝いをする」とか、「お店に買いものに行く」とか。そんなことが研究になるの?と思っているかもしれませんが、それがちゃんと自由研究のテーマになるのです。今回は、その「お買いもの」にちゅうもくしてみました。
そして、じっさいにお買いものをしてきて、いくつか簡単にできるおすすめのテーマやネタをしょうかいしましょう。その中から、自分でやってみたいと思うのをえらんで、自由研究をしてみましょう!
目次
小学5年生にオススメのテーマは、100円ショップ!
まずジャンルを決めよう
最初に、どんな事を研究するか、を考えないといけませんね。自由研究ですから、自由に研究していいのですが、それでは何をしたらいいのか考えてしまいます。
それなら、一番最初に、ジャンルを決めるのがいいです。そして、さらにそこの中で何をするのかを考えましょう。
100円ショップ
今回紹介する自由研究に使うジャンルは、100円ショップにしてみました。
100円ショップには色んなものが売っていますよね。そこで売っているものを材料にして実験をしてみるのもいいですし、100円ショップで何を売っているのか、というのをテーマにして、研究するのもいいのです。簡単にできる実験もあります。
お店を調べる
実験は苦手、というあなたは、お店でどんなものを売っているのか、その商品はどういうふうにならんでいるのか、それを調べてみましょう。それを調べることも、自由研究になるのです。
小学5年生のあなたは、ノートをもってお店にいきましょう。そしてそこのお店に売っているものが、どういう順番で並んでいるのかを調べます。
・お店の入り口に近いところには、何が売っているのか。
・レジの近くには何がおいてあるのか。
・お店で売っているものの種類は大きく分けて、何があるのか。
・どこになにを売っているのかというお店の中の地図を簡単に作っておく。
こういう事をノートにまとめておきます。
そして、お家に帰ってきてから、そのノートをみて、お店でのことをまとめます。
その時に役に立つのが、お店の中の地図です。
入り口はどこでにあって、レジはここ。おもちゃはここら辺に売ってて、おそうじ道具は、この辺り。
そういう地図を出来るだけくわしく書きましょう。
そして100円ショップには何でもありますが、何を売ってて、何を売ってないのかを考えます。
特に何が売っていないのか、が大切。どうしてそれが売っていないのか、そこまで考えたら、それを書きましょう。
(ヒント:すぐにくさってしまうような食べ物や、高いものは売っていません)
ここまで書いたら小学5年生の自由研究は完成です。きっとその自由研究をしたあとは、100円ショップに行くのが楽しくなります。
100円ショップの材料で実験する
100円ショップには色んなものが売っていますよね。そこで、小学5年生でもできて、100円ショップで売っているものだけで作る、理科の実験テーマを2点ご紹介しましょう。
小学5年生にオススメする理科の実験の2つのテーマ
・100円ショップの材料で実験する
100円ショップには色んなものが売っていますよね。
そこで、小学5年生でもできて、100円ショップで売っているものだけで作る、理科の実験テーマを2つ紹介しましょう。
・おたまのおう面鏡
・クッションシート・グライダー
おたまのおう面鏡
100円ショップの食器売り場で、金属のおたまと、スーパーボールを買いましょう。そして、スーパーボールを糸でつるして、ゆらしてみると、おたまの内側にうつったボールの映像(えいぞう)がいろいろ変化します。
とてもかんたんな実験ですが、見ているだけでその不思議さにおどろきますよ。
用意するもの
- 金属のおたま
- スーパーボール
- 糸
- セロハンテープ
- はさみ
作り方
スーパーボールにセロハンテープで糸をつけます。
糸をおたまをもつところの先にセロハンテープでつけましょう。そしてスーパーボールをつり下げます。スーパーボールがおたまに当たらないように、糸の長さをうまく合わせてください。そして、おたまを手で持って静かに動かし、スーパーボールをゆらしてみましょう。
そして、おたまの中をのぞくと、おたまにうつったスーパーボールの絵が、さまざまに変わっていきます。この実験を自由研究のテーマにするのなら、糸の長さをいろいろ変えてみて、どんなふうに見え方が変わるのかためしてみるといいでしょう。
クッションシート・グライダー
物を送る時、こわれやすい物をくるんだり、すき間につめたりするクッションシート。これで、グライダーを作ってみましょう。ちょうせいが上手くできると、すごく飛びます。簡単にできるので、つくってみましょう。
用意するもの
- クッションシート(うすいもの)
- シール(1円玉ぐらいの大きさか、もう少し小さめのものを数枚)
- はさみ
作り方
クッションシートを右と左が同じようになるように、15〜20センチくらいの長さで、つばさの形に切り取ります。シートを二つ折りにして、重ねて切るとそろえやすいですよ。そして、中心線の前側にシールをはりましょう。これがおもりになります。
飛ばし方
まず、グライダーのまん中の後ろを指で持ちます。水平よりすこしだけ下向きにして、指をはなしましょう。いきおいをつける必要はなく、バランスがちゃんととれていると、自然に飛んでいきます。
最初はうまく飛ばないでしょう。シール(おもり)を少しずつ重ねていって、飛ばしてみてください。うまくバランスが取れると、すべるように飛びます。
上手くできたら、いろいろな形を作って飛ばしてみましょう。
うまく飛ばせるようになったら、その実験の結果をまとめてみて、自由研究を完成させましょう。
最後に
小学5年生の自由研究におすすめのテーマを3つほど紹介してみました。実験が苦手な人でも、100円ショップに行けば、ちゃんと研究できることがわかったと思います。お店はモノを売っていますが、そこに何を売っているのか、そこで働いている人はなにをしているのか、そういうことを考えるのも、ちゃんとした自由研究になります。自分のまわりにあるものを、じっくり観察してみると、おもしろいものを発見できるかもしれませんね。
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